2022年8月6日、千葉県美浜区の幕張メッセにて「遊べるモビリティ&ギアの総合展 アソモビ2022 in Makuhari」が開幕しました。
「アソモビ」とは「アソビ×モビリティ」をテーマにしたニューノーマル時代のモビリティライフスタイルを提案する総合モビリティイベントです。キャンピングカーも展示されるため、キャンラボ編集部も取材に行ってきました。気になる内容をレポートします。
2022年8月6日、千葉県美浜区の幕張メッセにて「遊べるモビリティ&ギアの総合展 アソモビ2022 in Makuhari」が開幕しました。
「アソモビ」とは「アソビ×モビリティ」をテーマにしたニューノーマル時代のモビリティライフスタイルを提案する総合モビリティイベントです。キャンピングカーも展示されるため、キャンラボ編集部も取材に行ってきました。気になる内容をレポートします。
まず紹介するのは、会場でひときわ異彩を放つ大型トラックを展示していたKABEさん。1957年に設立された北欧スウェーデンのキャンピングカーとトレーラーハウスのメーカーです。
こちらはSTX Mercedes-Benz Actors 530PS 3POP-OUT Motorhome。ベンツの大型トラックをベースにしたモーターホームです。何がすごいって、まず大きさ!なんと全高が3800mmもあるんです!スタッフの方にお話を聞いたところ、この高さは日本国内の公道は走ることができないそうなんです。まさに規格外!
特徴は居住スペースが横に広がることです。キッチン、リビング、寝室の3つのスペースが広がります。
写真左側のでっぱりがキッチンスペースのようです。中を見ることはできませんでしたが、約80cm拡張されるそうです。畳の横幅くらい車内が広がります。
写真右側前方はリビングスペース、後方が寝室になっています。こちらは110cmも広がるそうです。
後方から見ると拡張スペースがわかりやすいですね。車両の全幅が250cm、拡張部分がそれぞれ80cmと110cm。合計すると440cmにもなります。カムロードベースのキャンピングカーが210cm強なので、2台を横に並べた大きさですね……。凄すぎです。
リアに乗用車を載せることができます!一般人の感覚では使い方がイメージできません。どういう遊び方をするのでしょうか。凄すぎて思考が追いつきません。
アクトロスベースのモーターホームの他には日本ではほぼ見かけることのないフルコンの展示もありました。こちらは免許さえあれば日本国内で走らせることができるようです。しかし、隣のコンコルドと比較すると軽キャンパーか?と思ってしまいました。ぜんぜんそんなことないんですよ。写真のクルマはTravel Master Imperial i910 QBというモデルで全長9320×全幅2329×全高3065mmもあります。普通免許では運転できないサイズです。ヨーロッパのモーターホーム文化に圧倒されるブースでした。
次に紹介するブースはワッツさん。
熊本から来たそうです。展示車両はアメリカのモーターホーム「TIFFIN アレグロブリーズ 33BR」です。こちらのクルマはベース車両がなく、ビルダーのティフィン社がシャシーを作り、アメリカのトラックエンジンメーカー「カミンズ」社製のエンジンを搭載しています。つるっとしたデザインが印象的でした。
新車価格は約6000万円……!都内でそこそこの高級マンションが買えるお値段です。2012年に発表されたモデルのようですが、ワッツさんにお聞きしたところ年に2,3台ペースで売れているとのこと。このクルマであれば長距離の移動疲れというものが存在しなくなりそうです。だって、家ですもん。
巨大なモーターホームを紹介しましたが、その他にも軽キャンパー、バンコンからエアストリームまで魅力的なキャンピングカーが多数展示されています。全てのブースで個性的なアイデアの詰まったモビリティが展示されていました。アソモビ2022 in Makuhariは2022年8月7日(日)まで開催されています。ペット同伴で楽しむこともできます。
当メディアでは、20年以上にわたりキャンピングカーの買取サービスも行っております。 確かな知識でオーナー様に寄り添った査定をぜひご体験ください。