キャンピングカーを含む車の売却時のトラブルとして問題視されているのが「二重査定」です。今回は、二重査定とはどのようなことなのか、代表的な二重査定の事例、二重査定のトラブルに遭わないためにどうしたらよいのか解説します。価値あるキャンピングカーの売却時に損をしないためにも参考にしてみてください。
キャンピングカーを含む車の売却時のトラブルとして問題視されているのが「二重査定」です。今回は、二重査定とはどのようなことなのか、代表的な二重査定の事例、二重査定のトラブルに遭わないためにどうしたらよいのか解説します。価値あるキャンピングカーの売却時に損をしないためにも参考にしてみてください。
キャンピングカー売却時のトラブルとして知られる二重査定とは、売買契約をして車両の引き渡しをした後、再査定した際に不具合があったとして、減額や一方的なキャンセルなどをされることです。このような二重査定のトラブルは、キャンピングカーに限った話でなく、乗用車などを含めた車の買取全般であることです。
ただし、キャンピングカーの場合は、乗用車などよりも装備品が多く、後になって不具合が見つかるケースが多いため、二重査定によって減額されるトラブルが多いといえるでしょう。このようなトラブルに遭わないためにも信頼できる業者を見極めることが大切です。
二重査定は、業者側の一方的な都合のように考えてしまうこともあるでしょう。しかし、二重査定(再査定)は違法な行為ではありません。
二重査定をして減額などを求めてくる業者は、売り手(ユーザー)側の「瑕疵担保責任」を主張してきます。瑕疵担保責任とは、虚偽の申告などによって車を売却した場合に売り手側が責任を負うという法的な決まりです。
車両を引き取った後に再査定をして、売り手側に虚偽の申告などがないか確認するのは、リセール(買い取った車の再販売)する買取業者の業務のひとつといえるでしょう。そのため、再査定(二重査定)は、違法ではないのです。
二重査定のトラブルには、具体的にどのようなことがあるでしょうか。ここからは、二重査定によって起きたトラブル事例を3つ紹介します。
二重査定の代表的なトラブルが「車両引き渡し後の減額」です。
売買契約をして車両を引き渡した後に、メーターの交換歴、水没などの災害歴、事故などによる修復歴、エンジンや足まわりなどの走行上の不具合などが見つかった場合、買取額を減額されることがあります。
売り手側が不具合を隠して買取業者に車を売却した場合は、瑕疵担保責任を負わなければなりません。そのため、減額などの措置に応じる必要があるでしょう。しかし、業者側に不具合を申告したにもかかわらず、修復歴などを見落とした場合は、減額に応じる必要はないといえます。
キャンピングカーを売却するときには、二重査定によるトラブルを防ぐためにも、虚偽の申告はせず、不具合などを正直に伝えるようにしましょう。
先述の「ケース1」と同じような理由(メーター交換歴、災害歴、修復歴、走行上の不具合など)で契約を一方的に解除される場合もあります。
査定時の見落としなど業者側に責任がある場合は、業者の要望に応じる必要はありません。しかし、売り手側が虚偽の申請などをして売却をした場合は、瑕疵担保責任を負わなければならないため、業者側の要望に応じる必要があるでしょう。
二重査定による契約解除のトラブルを避けるためにも、虚偽の申請は絶対にしないようにしてください。
売買契約のキャンセルを要求した時に、違約金を請求されるというのもよくあるトラブルです。
車両を搬送した後に売り手側が売買契約のキャンセルをした場合は、運搬料などを請求される可能性があります。しかし、車両が運搬されていない状態など、業者側に損失がないのにも関わらずキャンセル料を請求してきた場合は、業者が不当な違約金の請求をしている可能性が高いです。
キャンピングカーを売却する際は、キャンセル可能期間やキャンセル料について、しっかりと確認した上で契約するようにしてください。
二重査定のトラブルに遭わないためには、どのようにしたらよいのでしょうか。ここからは、トラブルにならないためのポイントを解説します。
売買契約をする際には、契約内容をしっかりと確認しましょう。
契約書の約款は、わかりにくい表現が使われていたり、内容が複雑になっていたりする場合がありますが、必ず目を通してから契約を交わすようにしてください。また、わからないことなどがあれば、査定スタッフに質問をして疑問を解決してから契約するようにしましょう。
キャンピングカーを売却するときは、業者の評判を調べてから申し込みをしましょう。
インターネットで口コミや評価サイト、ブログなどを調べると、業者の評判やユーザーの声を知ることができます。実際のユーザーボイスなども参考にしながら、査定依頼する業者を決めるのも二重査定のトラブルを防ぐ手段といえるでしょう。
キャンピングカーを売却するときは、JPUC加盟店に査定依頼をしましょう。
JPUC(日本自動車購入協会)とは、一般消費者が安心・安全に契約できる環境を提供する団体です。
買取業者がJPUCに加盟するためには、厳しい条件をクリアしなければなりません。そのため、JPUC加盟店であれば公正な取引ができます。査定依頼をしようとしている業者がJPUC加盟店なのか調べてから申し込みすることで、二重査定のトラブルを防ぐことができるでしょう。
二重査定が心配であれば、キャンピングカーラボに査定の依頼をしましょう。
キャンピングカーラボは、しつこい営業や二重査定が一切ありません。また、キャンピングカーラボは、JPUCに加盟しているだけでなく、JPUCの適正買取店認定制度の第一弾認定事業者でもあります。そのため、公正で安全な取引をすることが可能です。
キャンピングカーの売却先に悩んだときは、信頼や実績があるキャンピングカーラボにお問い合わせください。
二重査定は、キャンピングカーを含めた自動車買取業界全体で起きているトラブルです。二重査定による減額や一方的なキャンセルなどを防ぐためには、売り手側の正直な申告と買取業者の信頼性がポイントとなります。
そのため、キャンピングカーを売却するときは、不当な取引をしないと認められたJPUC加盟店でもあるキャンピングカーラボがおすすめです。キャンピングカーの売却先に困ったときは、まずキャンピングカーラボにご連絡ください。
キャンピングカーの売却時のトラブルである二重査定について、よくある質問をまとめました。