リンエイ・バカンチェスのリセールバリューが高いと聞いて、乗り換えを検討されている方もいるのではないでしょうか。数あるキャンピングカーの中で、独自の歴史を誇るリンエイプロダクトの車輌は中古車市場でも人気があります。
しかし、初めてキャンピングカーを売却する場合、どうすれば高く売れるのかわからない方も多いのではないでしょうか。
そこで今回の記事では、リンエイ・バカンチェスのリセールバリューを実際の買取実績とともに解説します。高く売るためのコツもお伝えするため、ぜひ今後の参考にしてみてください。
リンエイ・バカンチェスとは
リンエイ・バカンチェスは、30年以上の歴史をもつ老舗ビルダーのリンエイプロダクトが製造するキャンピングカーです。創業以来ハイエースやキャラバンなど、一貫してバンコンに特化したモデルを展開しています。
対応モデルの幅が非常に広く、ファミリーユースからふたり旅専用までラインナップされており、内装の組み合わせも豊富なため、自分好みの一台が見つけられるのはリンエイ・バカンチェスならではの強みです。
リンエイ・バカンチェスの特徴
ここからは、リンエイ・バカンチェスが持っている3つの特徴を紹介します。実際に売却する際のアピールポイントとして活用できるよう、改めて確認しておきましょう。
100種類以上の組み合わせから選択可能
リンエイ・バカンチェスは100種類以上の組み合わせが用意されている点が最大の特徴だといえます。バンコンならではの使い勝手のよさと、車中泊に特化したモデルが多いため、初めてのキャンピングカーとしてまたは、乗り換え候補として選びやすいです。
なお、エアコンやソーラーシステムを使った充電システムは、最先端のものではありません。ただし、オプションではなく標準装備のモデルもあり、予算に応じて選択できる点はバンコン特化のビルダーならではです。
バカンチェスシリーズは、さまざまなモデルがありますが、人気が高いのはワイドミドルルーフベースのワイドバカンチェスと、標準ボディベースのファシールバカンチェスです。もし、売却しようと考えているキャンピングカーがどちらかのモデルであれば、積極的にアピールすべきでしょう。
独自性の強い作りとクオリティの高さ
シートレイアウトが豊富で、前向きはもちろん、横向きや後ろ向きなど、さまざまな形のダイネットスペースを作れる点はリンエイ・バカンチェスの魅力です。
たとえば、上位モデルのプラムLでは、2列目にFASPシートを採用しており、前後スライドや座面の切り替えが可能です。また、ウォークスルーボードにより、運転席とダイネットスペースとの移動が容易にできる工夫は強くアピールしたいポイントの一つです。
なお、外観からは想像できない内装の作りは、シンプルでありながら非常にクオリティが高く、ラウンジリッツをはじめ、木の使い方は他に類を見ないほど魅力的です。見た目の美しさはリセールバリューによい影響をもたらしてくれるでしょう。
ユーザーの意見を取り入れたモデルが展開されている
一番人気のプラムLは、ユーザーのアイディアをそのまま取り入れています。具体的には、人気のラウンジリッツをベースに、電子レンジ、冷蔵庫、テレビ、インバーターなどが標準で搭載されています。また、他社ではオプション扱いのケースが多いソーラーシステムも標準装備と充実している点は売却時にアピールしたいところです。
ユーザーが欲しいと感じる装備やレイアウトを体現したモデル展開は、バンコンに特化したリンエイプロダクトだからこそなし得ている強みといえます。
トイファクトリーやホワイトハウスなどの有名ビルダーとは違うキャンピングカーを求めている方には、刺さるモデルだといえるでしょう。
買取実績
他社査定額380万円
当社の買取額400万円
他社査定額330万円
当社の買取額355万円
他社査定額70万円
当社の買取額85万円
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リンエイ・バカンチェスのリセールバリューはなぜ高いのか?
ここからは、リンエイ・バカンチェスに高いリセールバリューがついている理由を3つに分けて紹介します。
圧倒的な人気を誇るハイエースを得意としている
ベース車輌として抜群の人気を誇るハイエースを得意としている点は、リセールバリューによい影響を与えています。
リンエイプロダクトでは、軽キャンや同じく商用バンのキャラバンも扱っていますが、販売の中心はハイエースです。日本の道路事情に適したボディサイズのバンコンの中で、ハイエースは他のどの車輌よりも人気があります。
人気の理由は、スクエアなボディ形状で荷室が広く架装しやすい点が挙げられます。また、ナローボディからスーパーロングまでサイズが展開されており、幅広いユーザーニーズに対応できるところも魅力です。
5ナンバーサイズのミニバンと大差ないボディサイズで取り回しがしやすく、キャンピングカーのみならず、普段使いの車としても使える点はハイエースがもつ特性であり、人気の秘密ともいえます。
一貫性のあるモノづくり
リンエイプロダクトが創業以来バンコンに特化したキャンピングカーを作り続けていて、ハイエースの取り扱いに長けている点もリセールバリューにプラスの効果をもたらします。なぜなら、キャンピングカー人気によって色々なトレンドがあるにも関わらず、コンセプトが昔から一貫して変わらないため、値崩れが起きにくくなっているからです。
根強いファンも多く、ジャパンキャンピングカーショーをはじめ、実物を目にできるブースでは常に多くの人を魅了し盛り上がりを見せています。「リンエイプロダクトといえばバンコン」と認識されるブランド作りは、リセールバリューに間違いなく影響を与えているといえるでしょう。
中古車の需要が拡大している
ハイエースは新車の納期が1年以上といわれており、中古車の人気が高まっています。
2024年に法規を理由としたマイナーチェンジが行われるため、2023年7月現在においてオーダーをストップしていることも大きな要因の一つです。
車中泊人気の高まりですぐにキャンピングカーを手に入れたいと考える方が多く、依然として市場の需要は高いままです。また、リンエイ・バカンチェスは中古車情報誌に取り上げられる機会も多く、YouTubeで紹介されるなど認知が拡大しており、リセールバリューは高水準を維持しています。
リンエイ・バカンチェスを高く売るためのコツと注意点
ここからは、リンエイ・バカンチェスを高く売るために心得ておきたいコツと、気をつけておきたい注意点を3つ紹介します。
モデル名を正確に伝える
リンエイプロダクト自体が100種類以上のモデルを取り揃えており、豊富過ぎるがゆえに下位モデルと判断されてしまうケースがよくあります。リンエイ・バカンチェスのなかでもフル装備シリーズのプラムLとエントリーモデルに位置付けられるリッツでは、本体価格や装備面が異なります。
もし上級モデルを選んでいたとしても、査定スタッフに正しく伝えられなければ高いリセールバリューも低く見積もられてしまうかもしれません。口頭で伝えるのはもちろん、取扱説明書や保証書など、モデル名が客観的に確認できる資料を用意しておくと確実性が向上するためおすすめです。
ベッド展開を査定スタッフにアピールする。
バカンチェスの一番の売りはベッド展開です。しかし、展開方法が複雑なため、一般的な買取業者では見てもらえないケースがほとんどです。例えばプラムLでは、2列目と3列目シート、リア部分までをフルフラットにしたり、リアを2段ベッドにできたりと、豊富なベッド展開が可能です。
査定時には、いつでもベッドに展開できるように、前もって車内を整理整頓しておくとよいでしょう。また、ベッド展開のパターンが豊富なだけに、納車してから一度も展開したことがないパターンもあるかもしれません。取扱説明書を確認し、事前に試しておくのもスムーズなアピールに向けた一つの方法です。
内外装を綺麗な状態に保つ
リンエイ・バカンチェスは充実した装備に加えて、内装の高い質感が魅力であるため、外装はもちろん、内装を綺麗に保つことも大切だといえます。キャンピングカーの査定では、架装部分の状態が重要です。移動する部屋として評価される部分であり、そのまま査定額に直結します。
たとえば、シート兼ベッドにシミとなる汚れはついていないか、家具類は引っかかりがなくスムーズに開閉できるか、電装装備は問題なく使えるかなど、事前に動作確認しておくと安心です。
また、リンエイ・バカンチェスの外装部分でいえば、ソーラーパネルやダクトファン、ボディへの傷がないかなどをチェックしておきましょう。新車に近い状態であればその分、リセールバリューも期待できます。自助努力で対応できる部分は可能な限り良い状態に整えておきましょう。
売却先に迷ったらガレージカレントCampに査定を依頼する
リンエイ・バカンチェスはリセールバリューが高い傾向にありますが、さまざまな買取サービスがあるなかで迷われる方もいるのではないでしょうか。そのような場合は、一度ガレージカレントCampの無料査定をご検討ください。キャンピングカーを専門に20年以上の買取実績があり、独自のノウハウを活かした他社には負けない査定が可能です。
モデルによって多少の前後はありますが、7年落ちまでのモデルであればご希望に添えるだけの買取金額になる可能性も高まります。また、ガレージカレントCampは自社販売も行っており、高年式かつ低走行車は高価買取が可能です。
買取実績
他社査定額380万円
当社の買取額400万円
他社査定額330万円
当社の買取額355万円
他社査定額70万円
当社の買取額85万円
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リンエイ・バカンチェスはリセールバリューに優れたキャンピングカー
リンエイ・バカンチェスは、人気ビルダーのトイファクトリーやホワイトハウスなどと比べると、真逆のコンセプトではありますが、車中泊を重視した「シンプル・イズ・ザ・ベスト」な作りが支持されています。
また、リンエイプロダクトは創業から30年以上バンコンに特化したビルダーとして、中古車市場でも人気です。クオリティの高い内装に加えて、需要の高さもリセールバリューに影響を与えています。
新車の納期も伸びている現在は売却のベストタイミングだといっても過言ではありません。なお、キャンピングカーは値崩れしにくいものの市場の変動はつきものです。タイミングを逃すと想定よりも安くなってしまう可能性はゼロではありません。
乗り換えをするために、できるだけ多くの資金を手元に残したい場合は、現在の評価額を知ることが大切です。ガレージカレントCampでは無料で出張査定に対応しています。この機会にぜひ一度ご相談ください。