キャンピングカーのビルダーとして知名度が高い「バンテック」は、手放すときに高額査定が期待できます。今回は、バンテックがどのようなビルダーで、どのようなモデルを用意しているのかを紹介します。また、高額査定の理由や買取事例も解説しますので、バンテックのキャンピングカーのリセールバリューが気になっている方は、参考にしてみてください。
キャンピングカーのビルダーとして知名度が高い「バンテック」は、手放すときに高額査定が期待できます。今回は、バンテックがどのようなビルダーで、どのようなモデルを用意しているのかを紹介します。また、高額査定の理由や買取事例も解説しますので、バンテックのキャンピングカーのリセールバリューが気になっている方は、参考にしてみてください。
バンテックとは、キャブコンが強みのキャンピングカービルダーです。また、高級感ある仕上げも特徴となっています。バンテックの主要モデルは「ZiL(ジル)」シリーズ。トヨタ カムロードをベースにしたキャブコンタイプのフラグシップモデルです。また、海外メーカーの車両をベースとしたモデルや商用バンをベースにしたモデル、軽キャンパーも用意しています。
ここからは、バンテックのリセールバリューが高い理由を詳しく紹介します。
バンテックのキャンピングカーは、高級ホテルや豪華客船のようなラグジュアリーな居住空間が特徴です。この高級感のある架装部分の価値が下がりにくいため、バンテックのキャンピングカーはリセールバリューが高いのです。
また、バンテックのキャンピングカーは、乗用車にはない就寝スペースやキッチンなど移動できる部屋といえるアイテムはもちろんのこと、ラグジュアリーな装備を装着していることにより、居心地が良い室内空間を実現しています。バンテック独自の高級感があるキャンピングカーは、買取査定でも高く評価されるポイント。そのため、資産価値が下がりにくく、中古車市場において高値で取引されているのです。
バンテックは、ビルダーとしての信頼性が高く、ラグジュアリーな仕上げにより、高級キャンピングカーメーカーとして知られています。認知度が高いことから、中古車市場でのリセールバリューが高くなるのです。
キャンピングカーの需要の高さもリセールバリューが高くなる理由のひとつです。
キャンピングカーの多くは受注生産で、注文から納車まで数ヶ月かかり、1年間に生産できる台数や流通台数が限られています。また、人気車種の場合には、納車まで数年かかることも珍しくありません。バンテックの場合は、2022年7月時点における基準納期が約6ヶ月と公表しています。中には最短納期1ヶ月という車両もあるとのことです。しかし、1ヶ月以内にキャンピングカーを手に入れたい場合には、在庫車を狙うか、中古車を購入するという選択肢になるでしょう。
このような理由から、すぐにキャンピングカーライフを始められる中古キャンピングカーの需要は高く、リセールバリューも高くなりやすいのです。
知名度が高いバンテックのキャンピングカーには、どのようなモデルがラインナップされているのでしょうか。ここからは、バンテックのモデルラインナップを紹介します。
トヨタ カムロードをベースにしたZiL(ジル)シリーズは、バンテックのフラグシップモデルで、これまでに累計3,500台以上販売しています。「ZiL520」、「ZiL Noble」、「ZiL」の3種類のシリーズを展開しています。ここからは、ZiLシリーズについて解説します。
ZiL520は、充実した快適装備やゆとりあるリビングルームを備える上質なキャブコンタイプのキャンピングカーです。また、大型アクリルウィンドウや暖色系LEDによって、光を取り入れたり、夜の室内を彩ってくれたりします。さらに、設備の配置を見直し、重量バランスを向上させ、剛性感の高い走行フィールを実現しているのも特徴です。価格は、2WDが1,068万円、4WDが1,086万円となっています。
ZiL Nobleは、高品質な家具、座り心地の良いシート、高級ホテルのベッドのような寝心地を実現している車両後部の1400mm幅の大型ダブルベッドを備えるラグジュアリーなキャンピングカーです。また、ベッド上部のデュアルソースエアコンシステムにより、一年中快適な室温を維持してくれます。「高貴なるZiL(ZiL Noble)」の名にふさわしいZiLシリーズです。価格は、2WDが1,092万円、4WDが1,110万円となっています。
ZiLは、バンテックのベストセラーモデルです。ZiLならではのバンク部分のラインは、雨の日の乗降時に雨垂れを防ぐレインドリップモール機能も兼ね備えています。また、リアにエントランスを配置し、クラス最大級のリビングルームを実現しています。さらに、ソリッドスクエアフレームによる優れた安定走行性も特徴です。価格は、2WDが1,059万円、4WDが1,077万円となっています。
コルド(CORDE)シリーズは、フラグシップモデルのジル(ZiL)シリーズと同じような上質感あるキャブコンであるものの、全長5m未満・全幅2m未満の扱いやすいモデルで、ジルシリーズより価格が抑えられていることが特徴です。コルドシリーズには、「コルドリーブス(CORDE Leaves)」と「コルドバンクス(CORDE bunks)」があります。
コルドリーブス(CORDE Leaves)は、フレキシブルなスタイルのキャンピングカー「コルド」の兄弟車で、カウンターキッチンを採用していることが特徴です。室内で仲間との時間を楽しめるキャブコンとなっています。価格は、2WDが898万円、4WDが916万円です。
コルドバンクス(CORDE bunks)は、自由な使い方ができるマルチスペースを備えたキャブコンです。バンテックは、フレキシブルスタイルキャンピングカーと表現しています。リアに設けられたスペースは、ベッドルームとしても使うことができますが、マルチベッドを取り外せば自転車も収納することができるほどの収納庫に変えることができます。価格は、2WDが898万円、4WDが916万円です。
アルトラーレ(ASTRARE)は、商用バンの日産 キャラバンをベースとしたキャブコンです。全長4,960mm、全幅2,060mm、全高2,740mmとトヨタ カムロードをベースとしたジルシリーズやコルドシリーズよりも、全高が200mmほど低く抑えられています。また、ソーラーパネルやリチウムイオンバッテリーが装備されているため、長時間にわたり電力をキープできることも特徴です。さらに、狭い場所でも乗り降りしやすいスライドドアを採用しています。価格は、ディーゼルエンジンの4WDが1,046万2,000円となっています。
バンテックを高く売るためには、ビルダー名やモデル名をしっかり伝えたり、外装・内装の清掃や装備品の動作確認したりすることです。ここからは、売却時のコツや注意点を解説します。
バンテックのキャンピングカーは、信頼性が高く、高級感ある装備などにより価値が高いため、「バンテックの○○というキャンピングカーです」と正確に伝えることが高く売るためのポイントです。
一般的な呼び名である「カムロードをベースにしたキャンピングカー」や「キャブコンです」などと伝えてしまうと、バンテックであることを評価されなくなる可能性があります。ビルダー(メーカー)とモデル(車種)は正確に伝えましょう。
キャンピングカーに装着されている装備品が正しく動作するか確認しておきましょう。装備品が問題なく作動すれば、すぐに再販売できるため、売却時の評価が高くなります。また査定時には、装備品がしっかりと動作することをスタッフに伝えましょう。もし、動かなくなってしまった装備品があり、簡単に直せるようであれば修理しておくことをおすすめします。
査定時には、外装や内装など隅々まで細かくチェックするため、内外装を清掃しておきましょう。査定員は、外装・内装を見て、車を大切に扱ってきたか評価することがあります。そのため、車内の掃除や洗車をして、きれいな状態にしておくと、売却時に評価がアップすることがあります。
部品の欠品がないようにしておきましょう。
サイドオーニングのクランクハンドルやダイネットのテーブルなどは紛失しやすいです。欠品部品があると売却時にマイナス評価となってしまうことから、部品を紛失しないよう注意しましょう。
キャンピングカーを売却するとき、どこに問い合わせをして買い取ってもらえばよいのか悩むことがあるでしょう。そんなときは、キャンピングカーの買い取りを専門としているキャンピングカーラボが最適です。
キャンピングカーラボでは、キャンピングカーの買取実績が豊富で、キャンピングカーに詳しい査定員がお乗りのキャンピングカーを評価します。また、バンテックのキャンピングカーを買い取りした実績もあるため、安心して売却することができます。
ここで、キャンピングカーラボの買取事例をいくつか紹介するので、売却するときの参考にしてみてください。
【バンテック ジル520】
■買取額:900万円
・査定時期:2022年7月
・走行距離:3,200km
【バンテック ジル】
■買取額:805万円
・査定時期:2022年6月
・走行距離:20,700km
【バンテック コルドバンクス】
■買取額:825万円、
・査定時期:2022年7月
・走行距離:15,000km
このように、実際に買い取りした事例もあることから、バンテックのキャンピングカーを売却するときは「キャンピングカーラボ」がおすすめなのです。
バンテックのキャンピングカーは、高級感ある装備や長年にわたりキャンピングカーを作り続けてきた信頼性により、リセールバリューが高くなりやすいです。バンテックのキャンピングカーを高く評価してもらいたいのであれば、買取実績や査定経験が豊富なキャンピングカーラボで査定することをおすすめします。
バンテックのキャンピングカーのリセールバリューについて、よくある質問をまとめました。売却時の参考にしてみてください。