ホワイトハウスのキャンピングカーのリセールバリューがよいとの評判を聞き、売却の検討を始めた方もいるのではないでしょうか。
スタイリッシュなポップアップルーフをはじめ、ほかのキャンピングカーとは一線を画すホワイトハウスのキャンピングカーは、中古車市場でも高い人気を誇っています。
満足いく売却を叶えるためには、複数のポイントをおさえる必要があります。そこで本記事では、ホワイトハウスのキャンピングカーが評判がよい理由と高額買取のポイントを解説します。売却のコツが理解できるようになるため、ぜひ最後までご覧ください。
ホワイトハウスとは
▲ホワイトハウスの代表的なモデルのコンパス
ホワイトハウスは、1979年創業のキャンピングカービルダーです。1988年にキャンピングカー部門を設立し、フォルクスワーゲンのキャンピングカー「ウエストファリア」の販売を開始。1998年にはホンダ車輌をベースにした国産のキャンピングカーの販売を始め、技術の革新とともに規模を広げていきました。近年だと、フィアット・デュカトの正規ディーラーとなったのは記憶に新しいところです。
ホワイトハウスは、手作りが主体のほかのビルダーとは異なり、キャンピングカーの本場であるヨーロッパと同じく、製造工程を合理化した大規模工場で製造しています。品質と均一化を高い次元で実現できているのが特徴です。さらに、特許を取得している製品もあり、技術面も躍進的に進化し続けています。
技術面で特筆すべきはポップアップルーフです。定番のハイエース(標準ボディ&ワイドミドルルーフが中心)だけでなく、国産&輸入車のミニバンや軽キャンパーまで幅広くラインナップしています。
そのほかに、ホワイトハウスの技術を象徴するフロントシート回転機構のSwivelSeat(スイベルシート)、防犯にも役立つハイエース用のスマートシェード、室内の換気に有効なスライド式網戸のフライスクリーンシステム、インバーター不要で家庭用クーラーの6畳用と同等の冷却性能を発揮DC12V車載クーラーのクールスターなど、快適装備を開発する技術力は大きな魅力といえるでしょう。
ホワイトハウスの特徴
▲1,800mm以上の室内高を確保できるコンパスのポップアップルーフ
ここからは、ホワイトハウスがもつ特徴を3つ紹介します。
ミニバンベースのキャンピングカーを豊富にラインナップしている
ホワイトハウスがもつ特徴の1つは、ミニバンベースのキャンピングカーが豊富な点です。
ホンダ車輌をベースにした国産キャンピングカーの製造・販売で培ったノウハウを活かし、圧倒的な人気を誇るハイエースをはじめ、ステップワゴンやフリード+、ヴォクシーなどの5ナンバーサイズミニバンを多数展開しています。
安全性と防水性を同時に実現する2ピース構造のポップアップルーフ
ホワイトハウス最大の特徴ともいえるのが、2ピース構造のポップアップルーフです。Safty Reinforced Base(安全強化台)とLight Roof Base(軽量化ルーフトップ)の2つのベースから成り立っており、強度と安全性、耐久性と防水性を同時に実現しています。
さらに、ポップアップルーフの展開と、ベッド板の跳ね上げによって室内高が1,800mm以上確保できるため、比較的コンパクトな部類のハイエースでも高い快適性が確保されています。
また、ポップアップルーフを閉じた際のデザイン性の高さも魅力です。粘土で形を作り上げるクレイモデルによって、純正モデルと遜色のない造形を実現しています。2ピース構造の機能性とデザイン性によって、ポップアップルーフに関しては日本一といっても過言ではありません。
普段使いが可能なボディサイズ
ホワイトハウスは、ハイエースをベースにしたモデルが豊富です。キャンピングカーのなかでは全長や全高がコンパクトに収まっており、立体駐車場に停められたり、狭い道でも運転しやすかったりといったメリットがあります。
たとえば、ハイエースワイドミドルルーフがベースのコンパスは、キャンピングカーでありながらLサイズミニバンのアルファードやヴェルファイアに近いボディサイズのため、普段使いで困ることがありません。
さらに、ポップアップルーフ車はノーマル車よりも低い全高2,090mmのため、一般的な2,010mm以下の立体駐車場でも安心して駐車できます。
そのほか、標準ボディがベースのコンパスビッツは、5ナンバーサイズミニバンと同等のボディサイズのため、月極駐車場の契約でもまったく問題ありません。
普段使いができるボディサイズは、キャンピングカーが初めての方や条件が限定される方でも選びやすく、ホワイトハウス人気の一因を担っているといえます。
買取実績
他社査定額430万円
当社の買取額450万円
他社査定額760万円
当社の買取額800万円
他社査定額285万円
当社の買取額300万円
他社査定額190万円
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日産ピーズフィールドクラフト クラフトキャンパーT-7
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他社査定額198万円
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ホワイトハウスのリセールバリューはなぜ高いのか?
▲前向きに6名(フロント2名 /セカンド 2名/ サード 2名 )乗車可能なコンパス
ここからは、ホワイトハウスのリセールバリューが高い理由を3つ解説します。
多くのモデルが圧倒的な人気を誇るハイエースをベースにしている
圧倒的な人気とシェアを誇るハイエースをベースとしている点が、ホワイトハウスのリセールバリューの向上に大きく寄与しているといえます。
「ハイエースバン」「ハイエースワゴン」「ハイエースコミューター」と、3つのタイプでブランド化されており、フラットな荷室やスクエアなボディ形状によりキャンピングカーとしての架装に適した作りが特徴です。
また、ハイエースは日本が世界に誇る自動車メーカー・トヨタの車であり、耐久性にも優れるため、国内だけではなく東南アジアや中東をはじめとした世界各国からも支持されています。
ファミリーに適したモデルを多くラインナップしている
標準ボディ、もしくはワイドミドルルーフベースで、前向きに6名が乗れるキャンピングカーの選択肢はそれほど多くありません。しかし、主力モデルのコンパスでは、フルフラットや向きが変えられるダイネットシートを採用しており、シーンに合わせたレイアウト変更が可能です。
使い勝手のよいモデルはファミリー層からは高いニーズがあり、実際にガレージカレントCampでもバックオーダーを抱えています。そのため、高いリセールバリューが期待できます。
人気が高いにも関わらず中古車の流通台数が少ない
中古車販売サイトでホワイトハウスのキャンピングカーを検索しても、軽キャンパーはヒットしますが、人気のコンパスやコンパスビッツは数台しか掲載されていません。
つまり、人気モデルを探すのは困難な状況であり、需要と供給の観点で、需要が上回っている状況といえます。
また、外部的な要因として半導体不足による新車納期の遅延も影響しています。キャンピングカーは架装を施す期間も必要なため、より納車が長くなる点も中古車需要を高めているといえるでしょう。
ホワイトハウスの代表的なモデル
▲正規輸入のデュカトをベースに制作されたヴェローナ
ここからは、ホワイトハウスを代表する3モデルの特徴を紹介します。
COMPASS(コンパス)
ホワイトハウスの代表的なモデルです。リセールバリューの観点では、クールスター(DC12V クーラー)とバッテリー増設セットは必須のオプションといえます。また、高級感と重厚感のあるPrime Plus (黒家具インテリアバージョン)も人気のオプションです。
装備面では、1,870mm×1,200mmの広い常設ベッドが設置されています。なお、ベンチマークであるトイファクトリー・バーデンの常設ベッドは、1,800mm×1,530mmとコンパスのほうが縦方向に大きくなっています。
約100mm幅のエクステンションボックスが標準で装備されますが、全幅は40mmしか拡大していないため、駐車スペースの確保が有利になるのも特徴です。
ポップアップルーフの車輌価格は、ガソリンモデルが718万3,000円(税込)、ディーゼルターボモデルが768万9,000円(税込)。ボディサイズは、全長4,840mm・全幅1,920mm・全高2,090mmです。
COMPASS Bit’s(コンパスビッツ)
ホワイトハウスの代表的なモデルであるコンパスのナロー仕様です。リセールバリューの観点では、クールスター(DC12V クーラー)、バッテリー増設セット、冷蔵庫、インバー1500Wなどは欠かせないオプションといえるでしょう。
5ナンバーミニバンと同等のナローボディのため、車の大きさで困ることはほとんどありません。リアの常設ベッドを使った就寝は限定されますが、首都圏の制限のある月極駐車場でも契約可能です。
コンパスと同様に幅約100mmのエクステンションボックスが標準で装備されますが、全幅は25mmの拡大に抑えられています。ただし、全高はポップアップルーフで11cm高くなるため、駐車環境への配慮は必要です。
車輌価格は、ガソリンモデルが537万7,000円(税込)、ディーゼル2WDが602万6,700円(税込)、ディーゼル4WDが632万7,000円(税込)。ボディサイズは、全長4,695mm・全幅1,720mm・全高2,090mmです。
WHITE LINE VERONA(ホワイトライン ヴェローナ)
デュカトベースのバンコンです。デュカトをベースにしたキャンピングカーは複数ありますが、ほとんどのモデルでダイネットスペースのベッド展開ができません。しかし、ホワイトラインヴェローナでは、独自の技術によってベッド展開を可能にしています。
また、縦向きの常設2段ベッドとシャワー付きのサニタリールームが設置されているため、ホワイトハウスの他モデルとも一線を画しているといえます。
なお、ポップアップルーフの設定はありませんが、デュカトではほとんどみられない出窓が設置され快適性を高めています。
ターボディーゼルのみの設定で車輌価格は1,480万円(税込)。ボディサイズは全長5,995mm・全幅2,050mm・全高2,805mmです。
ホワイトハウスを高く売るためのコツと注意点
ここからは、これからホワイトハウスを売却するうえで知っておきたいコツと、注意点を3つ紹介します。
申込み時にモデル名と年式を正確に伝える
モデル名と年式は、キャンピングカーの価格を決めるうえで重要な要素です。つまり「ホワイトハウスのキャンピングカーです」と伝えるだけでは不十分で、安く買い取られてしまうかもしれません。
また、モデル名についても、同じコンパスでもポップアップルーフとミドルルーフとでは装備が異なります。さらに、コンパスビッツやコンパスプロなど、複数のモデルが展開されているため正確に伝える必要があります。
なお、モデル名と年式に加えて、オプション(Prime Plus(黒家具インテリアバージョン)やクールスター(DC12V クーラー))のアピールも同時に行うとより効果的です。
ポップアップルーフの展開を行い機能性の高さや広さをアピールする
ポップアップルーフはホワイトハウスのキャンピングカー最大の特徴です。ポップアップルーフを展開して室内の高さをアピールしたり、ホワイトハウスならではの2ピース構造を伝えるのは非常に重要なポイントとなります。
しかし、査定時に展開した際に動作に問題があると、かえって評価が下がってしまうかもしれません。この後にお伝えする動作確認についてぜひ目を通してください。
装備品の動作確認を査定スタッフと一緒に行う
キャンピングカーは乗用車よりも装備が豊富です。動作確認しながら装備品について説明することで、魅力が伝わり査定でプラスになる可能性を引き上げられます。
そのためには、普段から動作に問題がないか確認したうえで、取扱説明書の有無も確認しておきましょう。加えて、あらかじめ注文書を用意しておけば、オプションを漏れなくアピールすることもできます。
装備によっては使う機会が少ないものがあるかもしれませんが、査定時に魅力を十分伝えられるように、今一度すべての装備品をチェックしておきましょう。
また、ハイエースベースのキャンピングカーにおいては、カスタマイズもアピールポイントであるため、購入後に追加したものがあれば、しっかりと伝えられるように準備することをおすすめします。
普段から内外装を綺麗に保つことを心掛ける
内装の重要性を理解しているキャンピングカーオーナーは多いですが、外装に関しては乗用車ほど気にかけていない方もいるかもしれません。自動車としての見た目のよさは、キャンピングカーにおいても大切なポイントです。アウトドアへ出かける機会が多かった方は、細かい小傷や凹みなどがないか確認し、できる範囲での補修も検討するとよいでしょう。
日常的な手入れの例としては、以下のようなものが挙げられます。
・定期的な洗車やワックスがけ
・食べ物や飲み物の汚れやシミをとる
・日頃からこまめに掃除機をかける
買取実績
他社査定額430万円
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他社査定額285万円
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売却先に迷ったらガレージカレントCampに依頼する
ホワイトハウスのキャンピングカーは、市場での需要が高いため売却先に迷ってしまう方もいるかもしれません。キャンピングカーの売却先は、中古車販売店や新車ディーラーなど複数ありますが、正しい知識と豊富な実績をもつ業者がおすすめです。
そこでおすすめなのが、ガレージカレントCampです。キャンピングカー専門店として豊富な買取実績を有しており、ホワイトハウスが得意としているバンコンを力を入れて買い取っています。全国どこでも無料で出張査定に対応しているため、お気軽にご相談ください。
まとめ
ホワイトハウスのキャンピングカーは、新車・中古車を問わず人気のモデルです。特に、バンコンの居住性や快適性を高める2ピース構造のポップアップルーフの装着は必須といえます。
ポップアップルーフ採用のキャンピングカーはほかにもありますが、スタイリッシュかつ高機能を兼ね備えているのはホワイトハウスだけといっても過言ではありません。
最大の売りであるポップアップルーフを含め、高額査定を実現するためには装備品の動作確認は見た目の美しさが重要です。まずは、洗車や室内清掃で状態を整えて、査定で現在の価値を確認しましょう。