JP STARが製造する軽トラックをベースとしたキャンピングカー「HAPPY 1/HAPPY 1+(ハッピーワン/ハッピーワンプラス)」は、口コミサイトでランキングトップの人気モデルです。今回は、人気の「Happy1」シリーズのリセールバリューや高く売るためのコツなどを紹介します。今お乗りの「Happy1」から新しいキャンピングカーに乗り換えたいと考えている方は参考にしてみてください。
JP STARが製造する軽トラックをベースとしたキャンピングカー「HAPPY 1/HAPPY 1+(ハッピーワン/ハッピーワンプラス)」は、口コミサイトでランキングトップの人気モデルです。今回は、人気の「Happy1」シリーズのリセールバリューや高く売るためのコツなどを紹介します。今お乗りの「Happy1」から新しいキャンピングカーに乗り換えたいと考えている方は参考にしてみてください。
JP STARが製造する「Happy1」シリーズは、軽トラックをベースとしたキャンピングカーです。軽自動車をベースとしているため、キャブコンでありながらオプション込みでも500万円以内で購入することができます。
ただし、ボディサイズは軽自動車規格を超えているため、白8ナンバー登録の特種用途自動車となります。軽自動車のボディサイズは、全長3,400mm以下×全幅1,480mm以下×全高2,000mm以下です。しかし、「Happy1」シリーズのボディサイズは、全長3,790mm×全幅1,690mm×全高2,480mmと軽自動車規格よりひとまわり以上大きくなっています。軽自動車より大きいサイズであるものの、乗用車のコンパクトカー(参考:トヨタ ヤリスのサイズ=全長3,940mm×全幅1,695mm×全高1,500mm)とほぼ同じ長さ・幅となっているため、運転しにくいと感じることはないでしょう。
「Happy1」シリーズは、軽自動車より拡大されたボディサイズによって、居住空間を広くとることができていることも特徴です。長さと幅を軽自動車規格のサイズより拡大したことで、ゆとりある就寝スペースや余裕のある頭上空間を作り出すことに成功しているだけでなく、バンクベッドや収納スペース、ギャレー(キッチンスペース)などの装備も充実しています。
つまり、「Happy1」シリーズは、キャンピングカーとしての機能を軽トラックベースのコンパクトなボディサイズに凝縮したモデルなのです。
なぜ、「Happy1」シリーズのリセールバリューは高いのでしょうか。ここからは、リセールバリューが高い理由を紹介します。
「Happy1」シリーズは、最も注目されているキャンピングカーと言っても過言ではないモデルです。つまり、新車/中古車問わず人気があることから、リセールバリューが高いのです。
キャンピングカーのスペックや口コミ評価を比較できる情報サイト「キャンピングカー比較ナビ」を運営するキャンピングカー株式会社の発表(キャンピングカー比較ナビ:https://japan-crc.com/ccn/news/20220902a/)によると、最新モデルの「Happy1+」がキャンピングカーの閲覧数ランキングで第1位を2ヶ月連続で獲得しています。
このように、多くの人が閲覧するほど注目されているモデルとなっています。
「Happy1」シリーズには、折り畳み式のソファベッド、ギャレー、バンクベッドなど、さまざまなアイテムが装備されています。このキャンピングカーに必要な装備の価値が下がりにくいため、リセールバリューが高いのです。
また、オプションのエアコンやリチウムイオンバッテリーなど、快適性を高める装備や利便性を高める機能を装着すると、さらに価値が下がりにくくなります。
「Happy1」シリーズには、資産としての価値が高い装備が装着されているため、買取時に高い評価となるのです。
「Happy1」シリーズは、人気が高いため、例えば最新の「Happy1+」の納期は4ヶ月〜6ヶ月ほどかかります。また、ベース車両(ハイゼットトラック)の入荷状況、架装にかかる時間によっては、さらに納期が長くなる可能性もあります。
そのため、すぐに納車できる中古車の需要が高くなります。その結果、リセールバリューが高くなるのです。このように新車納期の影響もリセールバリューに影響しています。
「Happy1」シリーズには、どのようなモデルがあるのでしょうか。ここからは、「Happy1」シリーズの歴代モデルについて紹介します。
「Happy1」は、軽トラックのダイハツ ハイゼットをベースにした白8ナンバー登録となるキャブコンです。基本的には後述する「Happy1+」と同じ作りとなっていますが、車両価格は初代にあたる「Happy1」のほうが10万円安くなっています。また、現在はHappy1+にモデルチェンジしたため、生産が終了しています。主なスペックは次のとおりです。
■「Happy1」の主要スペック
・価格:350万円(税込み)
・乗車定員:4名
・就寝定員:4名
・ベース車両:ダイハツ ハイゼット
・型式:3BD−S510P
・グレード:SA ⅢTキャンパー特装車
・サイズ:全長3,790mm×全幅1,690mm×全高2,480mm
・エンジン:660cc ガソリン
・トランスミッション:AT/MT
・駆動方式:パートタイム4WD
・登録ナンバー:8ナンバー
HAPPY1+(ハッピーワンプラス)は、軽トラックのダイハツ ハイゼットをベースにしたキャブコンです。2021年12月に発表されたハイゼットトラックのマイナーチェンジに合わせて、「Happy1」も新しくなり、「Happy1+」となっています。
新しくなった「Happy1+」は、ソファベッドの展開が約10秒で完了することが特徴です。
以前の「Happy1」では、ベッドスペースを作り出すために、室内の荷物を移動させて土台を出してからクッションを乗せる必要がありました。しかし、新しい「Happy1+」では、引き出しの土台を出してクッションをスライドさせるだけでベッドスペースを作り出すことが可能です。加えて、引き出し部分に荷物を収納することができます。室内の利便性が向上していることが「Happy1+」のトピックです。
また、ベース車両に装備される電動格納式ドアミラーやプッシュスタートシステムなど便利な機能も装備されています。
便利で使いやすくなった「Happy1+」の主なスペックは次のとおりです。
■「Happy1+」の主要スペック
・価格360万円(税込み)
・乗車定員:4名
・就寝定員:4名
・ベース車両:ダイハツ ハイゼット
・型式:3BD−S510P
・グレード:エクストラ特装車
・ボディサイズ:全長3,790mm×全幅1,690mm×全高2,480mm
・エンジン:660cc ガソリン
・トランスミッション:AT/MT
・駆動方式:パートタイム4WD
・登録ナンバー:8ナンバー
ここからは、「Happy1」シリーズを高く売るためのコツや注意点について紹介します。売却するときの参考にしてみてください。
査定申し込み時に「JP STARのハッピーワンです」、もしくは「JP STARのハッピーワンプラスです」のようにモデル名を正確に伝えましょう。また、年式も正しく伝えることも大切です。
「ハイゼットのキャンピングカーです」や「軽トラックがベースのキャンピングカーです」というような伝え方をしてしまうと、低い評価になってしまうことがあります。
装備されているオプションをしっかりと伝えましょう。
「Happy1」シリーズには、10万円以上のオプションがいくつも設定されています。高額なオプションが複数装備されていると高価買取される可能性が高いです。そのため、装着されているアイテムは査定申し込み時や査定時にしっかりと伝えましょう。
車の外装や内装は、常にきれいな状態にしておきましょう。外装や内装が汚れていたり、キズついていたりすると、買取額が下がってしまうことがあります。
また、室内の装備品の動作確認もしておきましょう。装備品の動作に不具合があると、買取額が下がってしまいます。そのため、装備品は定期的に動かして、不具合がないようにしておきましょう。もし、装備品に不具合があるときは、可能な限り修理しておくとよいでしょう。
欠品している部品がないようにしておきましょう。
サイドオーニングのクランクハンドルやダイネットのテーブルなど、取り外しができるパーツは紛失しやすいです。脱着できる部品の欠品がないよう注意しましょう。
また、オプションや架装などの取扱説明書も高価買取のポイントとなります。部品とあわせて説明書も紛失しないように気を付けましょう。
「Happy1」シリーズの売却先に悩んだときは、キャンピングカーの買取を専門としているキャンピングカーラボに依頼しましょう。キャンピングカーラボなら、キャンピングカーの買取を得意とする査定員がオプション装備まで見落とすことなく評価します。
ここで、キャンピングカーラボが実際に買取させていただいた「Happy1」の実績を紹介します。
■JP STAR Happy1 4WD
・買取額:322万円
・査定時期:2022年8月
・年式:令和3年
・走行距離:10,200km
新車の車両本体価格が350万円〜360万円であるため、ほぼ新車と同じ価格で買取されていることがわかります。このような高価買取となっているのは、「Happy1」シリーズが注目されている人気モデルであるためです。
JP STARの「Happy1」シリーズは、軽トラックのダイハツ ハイゼットをベースとした普通車登録となるキャブコンです。
コンパクトなボディサイズでありながら、大型のキャンピングカーと同等の装備を備えていることや手に入れやすい価格となっていることから、注目度が高い人気モデルとなっています。
また、2021年12月に実施されたベース車両(ダイハツ ハイゼットトラック)のマイナーチェンジに合わせて、「Happy1+」が登場しているため、今所有している「Happy1」を売却して、新型に乗り換えてみてはいかがでしょうか。
「Happy1」シリーズについてよくある質問をまとめました。売却するときの参考にしてみてください。