ハイエースのナローハイルーフをベースにしたキャンピングカーのリセールバリューが高いと聞き、次の車に乗り換えようか検討されている方もいるのではないでしょうか。ハイエース・ナローハイルーフは、コンパクトで扱いやすいボディサイズでありながら、広々とした室内空間を兼ね備えており、キャンピングカーとしても人気のベース車輌です。ただし、実際に売却する際には、おさえておくべきポイントがいくつか存在します。
そこでこの記事では、ハイエース・ナローハイルーフをベースにしたキャンピングカーのリセールバリューを高くするコツや注意点を解説します。売却を検討している方は、ぜひ参考にしてみてください。
ハイエース・ナローハイルーフとは
▲レクビィ プラスLV
ハイエース・ナローハイルーフとは、トヨタの人気商用バンであるハイエースに含まれるボディタイプの一つです。ハイエースは、さまざまなボディサイズやルーフ形状、駆動方式を用意しており、オーナーやビルダーが自由に選べる豊富なラインナップによって高い人気を獲得しています。
そのなかでもナローハイルーフは、全長4,695mm・全幅1,695mm・全高2,240mmと、取り回し性能の高さと室内空間の広さを両立しているのが特徴です。また、室内高にゆとりがあるため、車内移動もしやすく快適な室内空間を実現しました。
パワートレインは、ガソリンとディーゼルの両方が選択可能で、4WDモデルもラインナップされているため、移動の多いキャンピングカーでは様々なシーンを考慮した選択ができます。基本的には標準ボディと同じ仕様ですが、人気のグレード、スーパーGLの設定がなく気になる方もいるかもしれません。
なお、ナローハイルーフのほとんどのモデルが8ナンバーに設定される点は改めて認識しておきましょう。すでにオーナーの方はご存知の内容でしょうが、自動車税や重量税が安くなる点はメリットでありアピールポイントです。標準ボディは小型貨物自動車の4ナンバー登録が多く、毎年車検があるためランニングコストがかさんでしまう傾向にあります。キャンピングカーにしやすい条件が揃っているナローハイルーフは、リセールバリューも期待できる車といえるでしょう。
ハイエース・ナローハイルーフのリセールバリューはなぜ高いのか?
▲レクビィ・プラスLV ベッド展開
ここからは、リセールバリューが高い理由を3つ解説します。
車中泊に適した広い室内空間
車中泊に適した広い室内空間は、ナローハイルーフの価値を押し上げています。コロナ禍を境に車中泊の人気は衰えを知りません。限られたスペースのなかで過ごすからこそ、快適さや安全性はキャンピングカーの重要な要素ですが、ハイエースのナローハイルーフであればこれらの要素を満たせます。
具体的に、ボディ幅は1,695mmと5ナンバーサイズのミニバンと同等ながら、車高が2,240mmと高く室内空間は広大です。特に、室内高が約1,600mmと高いため、車中泊に関してはスーパーロング並みの快適性が期待できます。立ったり座ったりする際に頭をぶつける心配が少なく、窮屈感もないのは車中泊をはじめアウトドアでは大きな魅力です。
なお、広いダイネットスペースと常設ベッドのような組み合わせはできません。
取り回しのよいボディサイズ
ハイエース・ナローハイルーフは、5ナンバーサイズの標準ボディをベースにしているため、取り回しに苦労しない点は強みといえます。キャンピングカーにおいて、駐車場所の確保は意外とストレスに感じるものです。特に日本の道路は、道幅の狭さなど気を遣う場所も多く、不慣れな道でもスムーズに走れるボディサイズは、他のどんな機能にも変えられません。
全幅がコンパクトなため、駐車場の車幅制限も問題なく利用が可能です。一般的な月極駐車場は、アルファードやヴェルファイアのサイズにあわせて1,860mmまでと設定しているところが多く、同じハイエースでもワイドミドルルーフは断られる傾向にあります。
また、ハイエース・ナローハイルーフは、最小回転半径が2WDで5m、4WDでも5.2mと新型プリウスよりも小さい数値です。そのため、普段使いでも気を遣うことなく運転できます。取り回しのよいキャンピングカーは、初めてキャンピングカーを購入する方や、駐車環境が限られている方でも検討しやすい車輌です。
中古車の需要が拡大している
ハイエースは新車納期が1年以上と長く、中古車自体の人気が高まっています。具体的には、2024年の法規対応に向けてマイナーチェンジが行われるため、オーダーがストップしている状態です。よって現在市場に出回っている新車の数に限りがあり、手に入れるのが難しい状況になっています。
実際に、ガレージカレントCampのナローハイルーフは入荷しても即座に売れてしまい、人気が高まってきていることがわかります。以前は福祉車両のイメージが強く、今ほどの人気はありませんでした。そのため、現在の需要量に対して流通台数が少ない点がすぐに買い手がつく理由といえるでしょう。
需要の拡大に加えて、すぐに購入できる点も中古車の人気を後押ししています。キャンパーライフをすぐに楽しみたい方は多いため、需要の拡大によって高いリセールバリューが期待できるでしょう。
買取実績
他社査定額 430万円
当社の買取額 450万円
他社査定額 760万円
当社の買取額 800万円
他社査定額 285万円
当社の買取額 300万円
他社査定額 190万円
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日産ピーズフィールドクラフト クラフトキャンパーT-7
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当社の買取額 383万円
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他社査定額 198万円
当社の買取額 208万円
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ハイエース・ナローハイルーフの代表的なモデル
ここからは、リセールバリューも期待できる5つのモデルを紹介します。
バカンチェス・プラムL:リンエイ
バカンチェス・プラムLは、リンエイプロダクトが製造するハイエース・ナローハイルーフの代表的なモデルです。ソーラーシステムや2000Wの正弦波インバーター、電子レンジ、リヤ大型TV(DVD内蔵)、40L冷凍冷蔵庫など装備が充実しています。
セカンドシートは前向き・後ろ向き・フルフラットとレイアウトが自在で、6人がテーブルを囲んでの団欒が可能であり、ファミリーユースに適している点をアピールしたい1台です。
トイズボックス470:トイファクトリー
トイズボックス470は、トイファクトリーの人気モデルの一つです。乗車定員は6名、就寝定員は2名が標準ですが、後席をオプションのREVOシートに変えている場合は、合計で4名までが過ごせる作りを積極的にアピールしましょう。内装は比較的シンプルですが、ベッドマットとしても使用可能なベンチシートやテーブルなど車中泊に必要な設備が揃っている点は強みだといえます。
ナロー銀河:オーエムシー
ナロー銀河はオーエムシーを代表するモデルです。ふたり旅を想定した作りが特徴で、後部には常設ベッドとして使える2段ベッド兼ソファのレイアウトで、安らぎのスペースが確保されています。また、トイレルームも完備しており遠距離への旅行や万が一の災害時にシェルターとして使える点はアピールしたいポイントです。
また、オプションで車載用12Vクーラーの「COOL STAR」を装備していれば、快適性の向上によってより高い評価が期待できます。ふたり旅に割り切ったキャンピングカーだからこそ、ピンポイントの需要に応えられるモデルといえるでしょう。
FOCS DSコンパクト:フジカーズ
FOCS DSコンパクトの特徴は、後部をフルフラットベッドに展開できるレイアウトにあります。1,800mm×1,550mmのサイズで大人3人がくつろげるスペースは、アピールしたいポイントです。
また、走行時は8人まで乗車できるラウンジタイプのため、開放的で明るい雰囲気の車内は車中泊での過ごしやすさをアピールできるでしょう。フジカーズは断熱性能が高く、家具も宮大工工法で強い点も特徴だといえます。
プラスLV/LV+1 Superior +A/C仕様:レクビィ
プラスLV/LV+1 Superior +A/C仕様は「おとな旅車」として割り切って作られたレイアウトが特徴です。家庭用エアコンや電子レンジなどの快適装備が標準で充実しています。また、プラスLVはロングシートの対座、プラスLV+1は左側2列目に単座のマルチモードシートによって、追加で1名が乗車可能です。乗車定員が追加できるのはアピールにつなげやすいポイントといえます。
網代仕立ての家具による高級感や、豊富な装備で安心したふたり旅を求めている方に適した1台としてアピールしたいモデルです。
ハイエース・ナローハイルーフを高く売るためのコツと注意点
▲レクビィ・プラスLV 天井
ここからは、実際に売却する際におさえておきたいコツと注意点を解説します。
査定申込みの際はモデル名を正確に伝える
ハイエース・ナローハイルーフをベースにしたキャンピングカーはさまざまですが、マイナーモデルが多いのが実態です。そのため、査定業者や販売店によっては、モデル名や装備などの詳細を把握していない場合が考えられます。
単に、ハイエース・ナローハイルーフの情報だけでは、適切な査定額を提示してもらえないかもしれません。また、モデル名や装備を間違って伝えると、評価が下がってしまう可能性もあります。査定を申し込む際には、モデル名を正確に伝えましょう。
モデル名を正確に伝えるためには、以下の方法がおすすめです。
・カタログなどの書類を用意する ・メーカーの公式サイトを提示できるようにブックマークする ・車体に貼られているステッカーやエンブレムが剥がれていないか確認しておく
口頭だけの説明だけではなく、客観的な情報を査定スタッフに提示できれば、正しい査定結果を得られます。
メーカーオプションをアピールする
ハイエース・ナローハイルーフは、グレードがDXしか選択できないため、査定の際にその点がデメリットになりえます。DXは、ハイエースのなかでもっともベーシックなグレードのため、装備や仕様が比較的シンプルです。そのため、メーカーオプションが付いているかどうかが、査定額に大きく影響します。
たとえば、GLパックやLEDヘッドライト、純正アルミホイール装着で車そのものの所有満足度を高めつつ、キャンパー特設や寒冷地仕様が付いているとキャンピングカーとしての魅力を底上げできるでしょう。
また、リアクーラーで快適性の向上が図られている場合は大きなアピールポイントになるでしょう。逆にいうと、お伝えしたメーカーオプションが付いていない場合は、高額査定が期待できないともいえます。
内外装を綺麗な状態に保つ
内外装は、車の印象や品質を左右する重要な要素です。内外装が汚れていたり、傷やへこみがあったりすると、査定額が下がる可能性は高くなります。ナローハイルーフは、車高が高いため基本的に洗車機が通せません。そのため、屋根部分の手入れが行き届いていない方もいるかもしれませんが、大切なポイントである点は忘れないようにしましょう。
内外装を綺麗な状態に保つためには、以下の方法がおすすめです。
・定期的に洗車やワックスをする ・シートカバーやフロアマットなどの保護用品を使う ・傷やへこみがあったら早めに修理する
キャンピングカーは架装部分も重視されます。家具やベッド部分に痛みや傷がないか確認しましょう。痛みや傷があれば自分で補修できる部分は修復して内外装を綺麗な状態に保つことで、リセールバリューにもよい影響をもたらします。
売却先に迷ったらガレージカレントCampに査定を依頼する
ハイエースのナローハイルーフをベースにしたキャンピングカーは、どちらかというとマイナーなモデルが多い印象です。そのため、モデル名や装備などの詳細を把握せずに査定されてしまう場合があります。すると、正しい評価や査定結果が出ない可能性もゼロとはいいきれません。
そこで、キャンピングカーを専門に豊富な実績があるガレージカレントCampがおすすめです。ハイエース・ナローハイルーフを含むさまざまなメーカーやモデルの装備に精通しています。
そのため、あなたの愛車を適切な判断と共に、他社に負けない高い買取価格で提示できます。また、ガレージカレントCampは自社販売も行っており、特に高年式車は高価買取が可能なため、ぜひ無料査定をご検討ください。
買取実績
他社査定額 430万円
当社の買取額 450万円
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日産ピーズフィールドクラフト クラフトキャンパーT-7
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ナローハイルーフは飽きのこないキャンピングカー
ハイエースのナローハイルーフは、標準ボディと同様の扱いやすいボディサイズでキャンピングカーのベース車輌としても人気のモデルです。取り回しやすさと室内空間の広さを両立している点は大きなメリットとしてアピールできます。
ナローハイルーフは長く乗っているユーザーが多く、走行距離が15万km以上は当たり前とされています。それだけ飽きのこないキャンピングカーとして愛されている証拠ともいえるでしょう。今までは福祉車両のイメージが強く、あまり注目されてきませんでしたが、ちょうどいいサイズ感や機能性など、他にない魅力によって今後評価が高まるかもしれません。現在の価値を確かめるために、一度ガレージカレントCampの無料査定を検討してみてはいかがでしょうか。