キャンピングカーを持っている友人からインバーターをすすめられたものの、具体的なイメージが掴めず検討する手が止まっていませんか?インバーターの単語は聞いたことがあっても、どんなメリットやデメリットがあるのかまでは購入の検討段階で把握するのは難しいものです。インバーターとは、キャンピングカーで電化製品を使うために必要な機器であり、快適性を上げてくれる装備の1つです。
この記事では、インバーターの装着によって得られるメリットと、知っておきたいデメリットについて詳しく解説します。キャンピングカーに取り付けるべきか否かの判断ができるようになるため、ぜひ最後までご覧ください。
インバーターとは
▲コンセントインバーターとは、サブバッテリーのDC電源(12V)をAC電源(100V)に変換できる便利なアイテムです。電力の変換により、キャンピングカーの中で電化製品が使えるようになり、快適性の向上に役立ちます。本格的なキャブコンでは、電子レンジやエアコンと合わせてインバーターも標準装備されている場合が多いです。逆にハイエースをベースにしたバンコンでは、必要な装備をオーナーが自由に選ぶ観点からオプション扱いとなっているケースが多く見られます。
もし、車中泊で電気ケトルや電子レンジなどの家電を使いたいと考えているなら、インバーターの装着が必要です。装着にあたり、メリットだけではなくデメリットの把握が満足できる購入につながります。以下より具体的に解説するため、1つずつご確認ください。
インバーターのメリットとデメリット
インバーターには装着によるメリットもあれば注意したいデメリットもあります。双方の内容を踏まえて、ご自身の必要性を検討した方が後悔のないキャンピングカーライフの実現につながります。メリットとデメリットに分けて詳細をお伝えするので、ぜひご覧ください。
メリット
▲電子レンジ
まずは、インバーター装着で得られる3つのメリットを紹介します。装着した後の具体的なイメージを掴めるため、1つずつご確認ください。
電化製品を自由に使える
1つ目のメリットは、電化製品をキャンピングカーの中で使える点です。代表的な装備のシンクやFFヒーター、冷蔵庫などはインバーターがなくても使えるようになっていますが、電子レンジやエアコン、コンセントを使いたい場合はインバーターが必要です。サブバッテリーがあれば十分なのではと考える方もいるかもしれませんが、サブバッテリーは12Vにしか対応していません。家電やコンセントには100Vが必要ですが、インバーターで変換すれば使えるようになるのです。
設置場所には困らないコンパクトなサイズ
2つ目のメリットは、コンパクトなサイズで設置場所に困らない点です。実際にバッテリーの半分以下の大きさで設計されたインバーターもあり、収納が豊富なキャンピングカーでは設置できないといった心配は不要です。サブバッテリーと同じ場所に設置するパターンが多いですが、具体的なイメージをつかみたい方は、ビルダーに設置例を教えてもらうのも良いでしょう。
査定アップが期待できる
最後にお伝えするメリットは、査定アップへの期待です。インバーターはキャンピングカーで家電を使える機能もさることながら、中古車としての印象がよくなるので、査定アップが狙えます。非日常感を味わえるのがキャンピングカーの魅力であり、車中泊は際たる例です。そんな車中泊を快適にするインバーターは、査定においてもプラス評価になりやすく、金額にも良い影響を与えてくれるでしょう。
デメリット
ここからは、インバーター装着で生じるデメリットを3つ紹介します。ご自身が許容できる内容なのか、ご確認ください。
コストがかさむ
1つ目のデメリットは、コストがかさむ点です。カー用品店やネットショップなどでは、3万円以下で購入できるものもありますが、ビルダーでオプションとして頼んだ場合、15万円以上の価格設定が一般的です。面倒なやりとりが集約できる利点はありますが、もったいないと感じる方もいるでしょう。持ち込み品の取り付けに対応してもらえるか相談し、手元資金を残す方法も検討した方が賢明といえます。
変換ロスが生じる
バッテリーからインバーターにつなぐと、家電が使える100V電源に変換してくれますが、そのうちの約20%は失われてしまいます。具体的な数字で見ると、100Aのバッテリーからは1200Wh(100A×12V)の電力を発揮しますが、インバーターにつなぐと960Wh(1200Wh×20%)まで使える電力が減少します。そのため、一度に使える家電は表記よりも少ないということを把握しておかなければなりません。
寿命が短くなる可能性がある
様々な場所に移動できるキャンピングカーの特性上、インバーターの寿命は短くなる可能性があります。なぜなら、熱のこもる環境に置いておくと早く劣化してしまうためです。一般的に10年が寿命と言われていますが、インバーターを設置する場所によっては、劣化するスピードが早まることも予想されます。、また、トラブルを未然に防ぐためにも、いづれは交換が必要な点は認識しておく必要があります。
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駆動方式
2WD
燃料
軽油
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年式
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駆動方式
2WD
燃料
ガソリン
トヨタ ハイエースバン FOCSディパーチャー ...
年式
2021(令和3)年
車検
2025(令和7)年9月
排気量
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走行距離
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インバーターには正弦波と矩形波の2種類がある
▲正弦波インバーター
インバーターの装着を検討する際には、正弦波と短形派の違いを理解しておく必要があります。なぜなら、家電を使うために選んだインバーターが短形派のものだった場合、動かないだけで済めば良いですが、最悪の場合故障してしまうためです。ネットショップでは安価なインバーターを見かけるかもしれませんが、擬似正弦波や短形派のものではないか確認しましょう。
おすすめは正弦波1500Wのインバーターですが、キャンピングカーで家電を快適に使うためにも、キャンピングカービルダーの詳しいスタッフに相談することを強くおすすめします。
https://www.campcar-lab.com/kaitori/
まとめ
インバーターは、キャンピングカーの中で家電を使えるようにしてくれる快適装備の1つです。サブバッテリーと一緒に装着すれば、一晩中エアコンを付けたまま過ごせるため、家族に我慢を強いるようなこともなくなります。ただし、消耗品のため、10年を目安に交換が必要な点や劣化してしまう点には注意が必要です。インバーターは自分で取り付けることもできますが、作業には危険が伴います。多少費用がかかったとしても、信用できるビルダーにお願いしましょう。