OMCキャンピングカーオーナーのなかには「市場での評判がよい」との話を聞いて、売却を検討されている方もいるのではないでしょうか。旅先での思い出が詰まったマイカーは、高く買い取ってもらいたいと考えるのが多くのオーナーの心情でしょう。
実際にOMCのキャンピングカーは、中古車市場においても人気があり、ポイントをおさえることで想像していたよりも高く売却できるかもしれません。
この記事では、OMCのキャンピングカーの評判やリセールバリューについて解説します。高く売却するためのポイントもお伝えするため、売却検討の参考としてお役立てください。
OMC(オーエムシー)とは
OMC(オーエムシー)は、国内自社工場において一貫製造にこだわりをもつキャンピングカービルダーです。1台のキャンピングカーに対して、1人の職人が組み立てから仕上げまでの全工程を担当しているため、細かいオーダーメイドにも対応しています。
たとえば、常設ベッドを2段から1段に変更したり、収納棚を追加したりできるのは一貫製造だからこそなし得る技です。さらに、家具は車体ごとの個体差を見極め、サイズを微調整して製作しています。そのため、家具と車体との密着度が向上し、走行時のきしみ音が起きにくく、静粛性の高さも特徴です。
そのほか、耐水性に優れた断熱材の採用や、シックハウス対策に対応したエフフォースターをクリアした材料の採用など、年間を通じて快適な居住空間を可能にしています。
ベース車輌のボディやルーフは手を加えないため、全国どこでもメーカー保証が受けられるほか、内装は1年間の保証つきでメンテナンス面でも安心です。
OMC(オーエムシー)の特徴
ここからは、評判のよさにつながっている、OMCならではの特徴を3つ紹介します。
2人旅仕様のキャンピングカーを得意としている
常設2段ベッドと2ルーム仕様がOMCキャンピングカーの特徴です。家具に使われている木材や生地のカラーリングから、昭和の寝台列車的な雰囲気を醸し出しています。
また、スーパーロングワイドハイルーフ、ワイドミドルルーフ、ナローハイルーフと3つのボディサイズで展開しており、利用環境に応じたモデルが選択できる点も魅力です。
たとえば、代表的なモデルの銀河は、縦置きの2段ベッドに2名対座のダイネットレイアウトによって、室内の動線で遮る物がなくスムーズな移動を可能にしています。さらに、2人旅仕様ではポータブルトイレが標準装備のため、長距離の旅でも安心です。
エアコンに合わせて最適なパッケージが用意されている
OMCのキャンピングカーでは、エアコンの種類にあわせて最適な電源システムが構築されています。
具体的には、銀河では家庭用エアコンセットとして、エアコン本体とリチウムイオンバッテリーや外部充電器、インバーター1500Wなどが組み合わされています。そのほかのモデルでは、車載用12Vクーラーとリチウムイオンバッテリーなどがセットです。
なお、エアコンやクーラーを搭載する場合、車体下に寝かせて取り付ける方法が一般的ですが、室外機を車体の側面に縦置きで設置するレイアウトの工夫により、室外機の保護や安定稼働に一役買っています。
セミオーダーやカラーコーディネートが可能
OMCは、1人の職人が一貫製造するため、細かいオーダーメイドに対応しています。例えば、衣類をかけるためのリアパイプハンガーを取り付けたり、収納力を強化するために収納棚を追加できたりします。
また、シート生地・床材・家具・カーテンのカラーコーディネートも可能にしており、同じモデルであっても個性を打ち出せるのはOMCならではの特徴です。
買取実績
他社査定額380万円
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他社査定額409万円
当社の買取額430万円
他社査定額295万円
当社の買取額310万円
他社査定額450万円
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当社の買取額580万円
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OMC(オーエムシー)のリセールバリューはなぜ高いのか?
ここからは、OMCのリセールバリューが高い要因を3点解説します。
圧倒的な人気を誇るハイエースをベースにしている
OMCがベースにしているハイエースは、他の追随を許さないほどベース車輌として高い人気を誇ります。そのため、リセールバリューの底上げに大きくプラスの影響を与えているといっても過言ではありません。
ハイエースは商用車として、多くの荷物を載せて運ぶことを想定した車です。荷室部分がフラットかつスクエアな形状のため、キャンピングカーならではの架装がしやすい作りで、長く愛されています。
なお、2024年1月にマイナーチェンジが予定されており、通常よりも納期に時間がかかっている点も需要の高まりを底上げしている要因です。
架装部分は資産価値が下がりにくい
OMCの家具は、メイドインジャパンが特徴で高いクオリティを誇ります。キャンピングカーの架装部分は、エンジン周りに比べて故障や消耗が少ないため、価値が下がりにくい特徴があります。
具体的には、ベッドやダイネットスペース、収納家具などが代表例です。移動する住宅としての要素がプラスされるため、単なる自動車としての価値だけではありません。
架装部分の状態がよければ、年式が経過していたり走行距離が多い場合でも、値下がりは緩やかです。それだけ架装部分の評価は重要という裏返しともいえるでしょう。
需要が高いにも関わらず中古車の流通台数が少ない
OMCは、ハイエースベースのバンコンを得意としているため需要が高いものの、中古車市場ではほとんど流通していません。実際に、中古車販売サイトを検索しても代表的なモデルの銀河がたった1台しか掲載されていないほどです。
需要と供給のバランスの観点から、リセールバリューは高い状態になっています。しかし、中古車市場は常に変動するため、タイミングを逃してしまうと高く売れなくなってしまう可能性には注意しましょう。
OMC(オーエムシー)の代表的なモデル
ここからは、中古車市場でも人気の高い、OMCの代表的なモデルを3車種紹介します。
銀河
スーパーロングワイドボディベースのバンコンで、OMCのフラッグシップモデルです。ボディサイズは、全長5,380mm×全幅1,880mm×全高2,380mmと、2人旅では十分な大きさを確保しています。フラグシップモデルということもあり、2段ベッドの長さが2mと長く、さらに広いマルチルームも備わります。
2段ベッドの詳しいベッドサイズは、以下のとおりです。
・上段:2,000mm×650mm
・下段:2,000mm×700mm
なお、オプションで家庭用エアコンが選べる唯一のモデルです。エアコンを選択すると、室外機がギャレーコンソールの奥に入る関係で、冷蔵庫の搭載位置が多少手前に配置されます。
narrow銀河
narrow銀河は、ナローハイルーフベースのバンコンで、フラグシップモデルの銀河をスケールダウンしたモデルです。ボディサイズは、全長4,690mm×全幅1,690mm×全高2,340mmと5ナンバーサイズのため、月極駐車場の契約も問題ありません。
発売当初は、エアコンをオプションで選択すると冷蔵庫が15Lの引き出し式のタイプしか搭載されていませんでした。現在では、室外機・室内機どちらもコンパクトな車載用クーラーの採用によって、40Lの横開き式の冷蔵庫が搭載されています。
なお、ギャレーがフロントにある関係で、マルチルームは2人旅仕様のモデルのなかでもっともミニマムですが、常設2段ベッドはしっかりと備わっています。
2段ベッドの大きさは、以下のとおりです。
・上段:1,850mm×650mm
・下段:1,850mm×700mm
ナローハイルーフがベースのため、取り回しに優れており、観光先の駐車場やキャンプ場の細い道でも扱いやすいモデルといえます。
北斗対座モデル
人気モデル・北斗に、2人用の対座ダイネットを配置したモデルです。ワイドミドルルーフがベースのため、ボディサイズがアルファードやヴェルファイアに近く、普段使いでも問題なく使えます。そんな北斗のボディサイズは、全長4,840mm×全幅1,880mm×全高2,100mmです。
十分な大きさが確保されているベッドサイズは、以下のとおりです。
・上段:1,900mm×700mm
・下段:1,900mm×750mm
なお、エアコンの位置が2段ベッドの足元、もしくは頭上にあるため、夏場はほかのモデルに比べ快適性が劣ります。ただし、兄弟車の北斗にはエアコンの設定そのものがないため、リセールでは有利です。
居住部分は広々としていますが、キッチンスペース(冷蔵庫、電子レンジ、シンク)がトイレルーム(マルチルーム)と同一空間にあるため、レイアウトが気になる方もいるかもしれません。
OMC(オーエムシー)を高く売るためのコツと注意点
OMCは、リセールバリューの高いモデルが揃っていますが、少しのコツと注意点をおさえると高値で売却できる可能性が高まります。以下4つのポイントを参考にしてください。
申込み時にモデル名と年式を正確に伝える
査定を申し込む際は「ハイエースのキャンピングカーです」だけでは不十分です。なぜなら、代表的なモデルだけでも3つあり、それぞれ車輌本体価格や装備が異なるためです。
また、年式によって変更が加わっている場合もあるため、モデル名と年式を正確に伝えると査定にプラスの影響を与えるでしょう。
高額オプションをアピールする
OMCは、1人ひとりの仕様に細かく応えてくれる特徴があります。オプションについてもさまざまな選択肢が用意されているため、積極的にアピールしたいところです。
具体的には、家庭用エアコンセットや、バッテリーの強化、ソーラーパネルなどオプションのなかでは高額な装備品は漏れなく伝えましょう。
装備品の動作確認を査定スタッフと一緒に行う
OMCの作りはシンプルですが、それでも操作がわかりにくい部分があるので、とても大切なポイントです。
特に、ユーザーの希望に幅広く対応しているのがOMCの特徴です。どのような装備品があるのか、問題なく動作するのかを査定スタッフと一緒に確認していけば、確実に査定額に反映してもらえるでしょう。
普段から内外装を綺麗に保つことを心掛ける
キャンピングカーは架装が最大のアピールポイントのため、状態の維持は重要です。また、ベースのハイエースは、車単体としてのデザインも売りのため、大切なポイントだといえます。
家具や家電は、こまめに手入れをしておくと綺麗な状態が長持ちします。査定前に今一度内装は掃除機を使い、外装は洗車して汚れを落としておきましょう。
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売却先に迷ったらガレージカレントCampに依頼する
キャンピングカーを売却する方法は多種多様です。しかし、適切な売却先を選ばなければ、魅力あるOMCのキャンピングカーを正しく評価してもらえず、損する結果になってしまうかもしれません。
どこに売却するか迷った際には、ガレージカレントCampにご依頼ください。キャンピングカー専門店としてバンコンの買取実績が豊富です。OMCの買取実績も複数有しており、専門知識とノウハウによって、高値買取を実現します。
まとめ
OMCのキャンピングカーは、職人一貫製造によるクオリティの高さが特徴です。細かいオーダーメイドにも対応しており、自分だけの1台が所有できるのは、ほかにない魅力といえるでしょう。中古車市場にほとんど出回っていないため、需要が高くリセールバリューも期待できる状況です。
本記事でお伝えしたポイントを踏まえ、内外装を綺麗にした状態で査定に申し込めば、評価はより高められます。もし、査定の依頼先に迷った場合は、全国無料の出張査定に対応しているガレージカレントCampへ、お気軽にご連絡ください。