インディアナRVのキャンピングカーオーナーのなかには「市場での評判がいい」との話を聞き、売却して乗り換えを検討されている方もいるのではないでしょうか。キャンピングトレーラーをメインに取り扱っているビルダーですが、コンパクトなモデルもラインナップしており、キャブコンやバンコン以外の選択肢として注目されています。
この記事では、インディアナRVのキャンピングカーが評判となっている理由を解説します。後半では、高く売却するためのコツをお伝えするため、売却を検討されている方はぜひお役立てください。
インディアナRVのキャンピングカーオーナーのなかには「市場での評判がいい」との話を聞き、売却して乗り換えを検討されている方もいるのではないでしょうか。キャンピングトレーラーをメインに取り扱っているビルダーですが、コンパクトなモデルもラインナップしており、キャブコンやバンコン以外の選択肢として注目されています。
この記事では、インディアナRVのキャンピングカーが評判となっている理由を解説します。後半では、高く売却するためのコツをお伝えするため、売却を検討されている方はぜひお役立てください。
インディアナRVは、もともとアメリカのインディアナ州でキャンピングカーを製造してもらっていたことから名付けられました。現在は、フランスのキャンピングカーをメインに取り扱っているキャンピングカービルダーです。
なお、正式な名称は株式会社ヴィンテ・セッテです。「ヴィンテ・セッテ」とは、ポルトガル語で27を意味します。共同経営者の出会いから27年を経て設立した会社として「27=ヴィンテ・セッテ」が用いられました。
キャンピングカートレーラーに特化していますが、軽キャンパーも取り扱っています。トレーラーはファミリー層、軽キャンパーは定年退職後のシルバー層をメインに支持されています。
なお、キャンピングカートレーラーは、イタリアのトリガノ製とポーランドのニワドー製が中心です。一方の軽キャンパーは、国内ビルダーのナッツRVと提携して製造・販売を展開しています。
ここからは、インディアナRVならではの特徴を4つ紹介します。
インディアナRV=キャンピングトレーラーといえるほど、豊富なモデルを取り扱っているのが特徴です。
ミニバンやSUVなどの愛車はそのままに、移動式別荘ともいわれているトレーラーのなかで快適に車中泊をでき快適に過ごせるのは、キャンピングトレーラーならではの魅力です。
キャンピングトレーラーは普通のキャンピングカーと勝手が違いますが、インディアナRVでは豊富なノウハウを活かした手厚いサービスが可能です。そのため、初心者の方でも安心して購入できます。
実際に購入された方からは、「駐車場に入るかどうか、スタッフがトレーラーを持ってきてくれた」という声もあがっており、ノウハウだけではなくユーザーに寄り添ったサービスが提供されている点も、インディアナRVの特徴といえるでしょう。
インディアナRVのキャンピングトレーラーは、輸入車ではありますが随所に日本仕様のカスタマイズが施されています。具体的には、灯油とわずかな電源で駆動する灯油式FFヒーターやポータブル電源、無線式バックカメラなどが挙げられます。
なかでも注目したいポイントは、灯油式FFヒーターです。欧州はプロパンガス仕様が一般的ですが、プロパンガス積載車輌はフェリーに乗船できない、事前に確認が必要などの条件をクリアしなければなりません。そのため、輸入するのが難しいというのが実情です。
また、プロパンガスの量質販売は拒否されるケースが多く、安全面や採算面などの都合もあり、日本のガス業者は販売しなくなってきています。こうした背景があり、日本でも使いやすいようにと灯油式FFヒーターが採用されました。
軽量化により車輌への負担を軽くしています。さらにバキュームプレス工法という方法を使って高い断熱性を確保しています。
アルミボディは、焼き付け塗装をオランダのアルミメーカーで施工し、窓などのパーツ類に関してもヨーロッパ製のものを採用しています。
結果として、国産の軽自動車がベースとは思えない、ヨーロッパ車の雰囲気が漂うキャンピングカーに仕上がっているのはインディアナRVならではです。
ここからは、インディアナRVのリセールバリューが高いといわれている理由を3つ解説します。
キャンピングカーは、ブランド力がリセールバリューに大きく影響します。その点において、創業当時は現在ほど認知が広まっていなかったキャンピングトレーラーの輸入販売を継続し、日本国内への普及に努めたインディアナRVの認知度は非常に高いものがあります。
また、単に輸入販売するだけではなく、各装備品を日本仕様に変更している点も高く評価され、需要は右肩上がりの状況です。
たとえば、ポータブルバッテリーを車内にビルトインし、トレーラーだけで電源が確保できるようにしたり、ソーラーパネルを可搬式にしたりと、ユーザーのことを考えた取り組みによって市場から支持されています。
キャンピングトレーラーの車輌総重量が750kg以下の場合は、けん引免許は不要で、普通自動車免許のみでけん引可能です。そのため、コンパクトなキャンピングカーは、今後の需要の伸びが期待できます。
なかには日本の道路事情に適した全幅が2,000mmを切るモデルもあり、キャンピングカーが初めての方や、トレーラーが初めての方でも手を伸ばしやすくなっています。需要を高めるモデル構成によって、リセールバリューにもよい影響をもたらしているといえるでしょう。
軽キャブコンのリセールバリューが高い要因として挙げられるのは、ハイゼットベースが圧倒的に多い点でしょう。特に2021年にマイナーチェンジし、基本的な性能がアップした点が非常に大きなポイントです。
ハイゼットトラックは、軽トラックでありながら力強いデザインを採用しているため、ライバル車よりもリセールバリューで優れています。また、CVT採用で燃費性能が向上した点もシェアに大きく貢献しているといえます。
ここからは、インディアナRVの代表的なモデルを3つ紹介します。
フランスのトリガノが製造・販売するキャンピングトレーラーです。全長5,510mm×全幅2,100mm×全高2,580mmのボディサイズで、グレードはVとVハイブリッドの2つで構成されています。日本の交通事情にあわせた左側エントランスが特徴です。
普通免許でけん引可能なキャンピングトレーラーですが、十分な広さを確保しており、クラス初のU字型ラウンドソファーでゆったりくつろげるように仕上げられてます。室内は前後にダイネットを確保しているため、2ルームのように使用可能です。レイアウトを変えれば4〜5人が就寝できるため、ファミリーユースに最適なモデルといえるでしょう。
グレードごとの価格設定は以下のとおりです。
・V:422万2,900円(税込)
・VIP Hybrid:473万5,500円(税込)
ポーランドのニワドーが製造・販売しているキャンピングトレーラーです。全長4.5m×全幅2.05m×全高2.55mのボディサイズは、インディアナRVのキャンピングトレーラーラインナップで最小です。当然ながら、けん引免許は必要ありません。
グレードは最もシンプルな装備のスタンダード、ヒーターを追加したV、装備充実のVIP Hybridの3つです。雨音やひょう害の軽減、傷の補修も容易なGRP(ガラス繊維強化プラスチック)を採用し、床裏にもGRPを使い、防水対策の強化が図られています。
グレードごとの価格設定は以下のとおりです。
・スタンダード:300万3,000円(税込)
・V:326万7,000円(税込)
・VIP Hybrid:370万7,000円(税込)
インディアナRVならではの軽キャンパーで、ボディサイズは、全長3,390mm×全幅1,475mm×全高1,990mmです。少しでも大きさを稼ぎたい軽キャンパーということもあり、全長や全幅はもちろんのこと、全高も軽自動車枠を目一杯使っています。また、L字型のダイネットのタイプLと、対座ダイネットのタイプSの2つのレイアウトから選択できる点も特徴的です。
軽キャンパーと呼ばれるモデルは4ナンバー登録が多いなか、8ナンバー登録車としてキャンピングカーの構造要件を満たしている本格派モデルです。
ポップアップルーフにより、4名就寝が可能なスペースが確保されているため、2人旅からファミリーユースまで幅広いニーズに対応しています。
また、アルミボディにより軽量化が図られており、動力性能がネックの軽自動車でもストレスのない運転が可能です。それだけでなく、22mmの硬質ウレタンによって優れた断熱性能を確保している点も魅力です。
インディ727はベース車輌によって、420万3,100円(税込)〜459万9,100円(税込)の範囲で価格が設定されています。
ここからは、インディアナRVを売るためにおさえておきたいコツと注意点を紹介します。
申込み時に「インディアナRVのキャンピングカーです」と伝えるだけでは不十分で、安く買い取られてしまう可能性があります。
なぜなら、インディアナRVはキャンピングトレーラーを豊富に取り扱っているからこそ、それぞれ装備や特徴が異なるためです。また、同じモデルであっても年式によって変更されている場合もあります。
査定を申し込む際には、取扱説明書を手元に用意して、モデル名と年式を正確に伝えられるようにしましょう。
インディアナRVのキャンピングトレーラーは、輸入販売でありながら日本の環境に応じた装備が充実している点が特徴です。特に、日本仕様にカスタマイズされている灯油式のFFヒーターなどは、アピールポイントとなります。
モデルやグレードによって装備の充実度は変わります。外見だけでは判断が難しいため、チェックリストのような物を用意して説明するのも一つの手でしょう。
普段からの動作確認や取扱説明書の有無なども大切なポイントになります。インディアナRVは、日本仕様のカスタマイズポイントが豊富です。
だからこそ、それぞれの装備が問題なく動くかどうかを、査定スタッフと一緒に行うことで、評価してもらいやすくなります。
キャンピングカー専門店をはじめ、買取業者のプロであってもすべての装備を把握しているわけでないため、オーナーとして愛車の説明を丁寧にできれば査定額にもよい影響をもたらすでしょう。
キャンピングトレーラーは陸送会社の手配が乗用車よりも難しいため、あらかじめ手配しておくことで価格交渉に集中できます。また、いくらかかるかわからないという理由で、安い価格を提示されてしまう可能性があるため注意が必要です。
手配する際には、複数の陸送会社で相見積もりをとっておくと、余計な出費をおさえられます。インターネットから手軽に見積もり依頼できるサービスは複数あるため、やや面倒に感じるかもしれませんが、高額査定のひと手間としてやっておいても損はありません。
ガレージカレントCampは軽キャンパーの買取実績が豊富です。キャンピングトレーラーの買取も積極的に行っています。
キャンピングカー専門店として、これまで培ってきた知識や技術をもって、あなたの愛車を正しく査定します。場所は問わず、全国どこでも無料で出張査定に対応しているため、もし売却先をどこにしたらいいか迷われている場合は、お気軽にご相談ください。
近年、SDGsの波がキャンピングトレーラー業界にも押し寄せており、特に欧州では、その傾向が顕著な状況です。コンパクトモデルが環境面では優れていると評価される背景を受け、新しいモデルが次々と登場しています。
インディアナRVのキャンピングトレーラーも、ポーランドの「ニワドー」をはじめとするコンパクトモデルが充実してきています。単にサイズがコンパクトなだけでなく、優れた断熱性能や軽量化によって、けん引免許が不要な点は、キャンピングトレーラーに対するハードルを引き下げているといえるでしょう。
バンコンやキャブコンなどは、原材料の高騰によって手が届きにくいモデルもあるのが実態です。装備が充実していながら、手の出しやすい価格設定のキャンピングトレーラーは、注目されています。
キャンピングトレーラーを査定に出すには、今が絶好のタイミングといえるでしょう。この機会に、ガレージカレントCampの出張査定を検討してみてはいかがでしょうか。
ここからは、インディアナRVに関する3つの質問に回答します。疑問解決の参考としてお役立てください。