数多くの装備があるキャンピングカーの中でも、室内の快適性に影響するアイテムがダイネットです。今回は、ダイネットがどのような室内空間なのか、種類や特徴にはどのようなことがあるのかなどについて解説します。また、ダイネットとともに装備しておくと良いアイテムについても紹介します。ぜひキャンピングカーを選ぶときの参考にしてみてください。
数多くの装備があるキャンピングカーの中でも、室内の快適性に影響するアイテムがダイネットです。今回は、ダイネットがどのような室内空間なのか、種類や特徴にはどのようなことがあるのかなどについて解説します。また、ダイネットとともに装備しておくと良いアイテムについても紹介します。ぜひキャンピングカーを選ぶときの参考にしてみてください。
キャンピングカーの用語・名称としてよく聞く言葉のひとつがダイネットです。ダイネットとは、キャンピングカーの室内にあるダイニング(食事などをするスペース)で、テーブルやソファが設置されています。また、キャンピングカーの種類によっては、ダイネットを展開するとベッドルームに変わるタイプもあります。室内でくつろぐことが多いキャンピングカーにとって、ダイネットはなくてはならないスペースのひとつといえるでしょう。
ダイネットには、どのような種類があるのでしょうか。ここからは、ダイネットの主要タイプである「対面式」、「コの字型」、「L字型」の特徴を解説します。
対面式は、テーブルを向かい合う座席で挟むタイプのダイネットです。対面式のダイネットの多くは、2列目シートと3列目シートを利用してテーブルを挟みます。また、運転席と助手席を利用した対面式ダイネットもあります。フロントシート(運転席と助手席)を利用した対面式ダイネットの場合、室内空間を広くできることが特徴です。対面式のダイネットは、バンコンやキャブコンに多く採用されています。
コの字型は、テーブルを取り囲むように座席が配置され、カラオケボックスのような空間のダイネットです。座席の面積が広いため、着座するときのゆとりがあります。また、ソファタイプの座席になっていることが多いため、窮屈感がないのも特徴です。コの字型のダイネットは、主にバンコンに採用されています。
L字型は、テーブルに対して座席がL字に配置されるダイネットです。限られたスペースの中でダイネットを装備したいときに採用されることが多いレイアウトとなっています。そのため、軽自動車をベースとしたキャンピングカーに装備されることが多いです。
ダイネットでゆっくりくつろぐとき、あると便利なアイテムはどのような装備なのでしょうか。ここからは、ダイネットと合わせて装備しておきたいアイテムを5つ紹介します。
エアコンは、室内を快適に保つために必要なアイテムです。熱中症や脱水症状などが心配される暑い日には必須となるため、装備しておくと良いでしょう。
FFヒーターは、冬や夜間の冷え込みが厳しい時期に役立つ暖房器具です。FFヒーターのFFとは、強制通風を意味するForced draught balanced Flue typeの略となっています。FFヒーターに使われる燃料の排気が室内に入らない構造となっているため、一酸化炭素中毒になる心配がありません。また、FFヒーターは、エンジンを切っても作動するため、寒い場所で役立ちます。
テレビやビデオ、オーディオ機器があると、キャンピングカーで退屈することがありません。近年ではインターネットの動画配信や音楽配信などが多いものの、キャンピングカーで出かける場所で電波が通じるかはわかりません。そのため、ダウンロードした映像コンテンツや音楽などを持っていくと良いでしょう。
アクリル2重窓は、外気の取り入れや換気になどに役立つアイテムです。ガラスよりも結露しにくいアクリル製で、二重構造になっているため、断熱性や遮音性に優れています。また、ガラス製の窓は割れてケガをすることがありますが、アクリル製は割れにくくケガをしにくいのも特徴です。
ベンチレーターとも呼ばれる換気扇は、室内の換気や熱気を逃がすのに適したアイテムです。また、車外の新鮮な空気を取り入れることもできるため、装備しておくと便利な装備といえるでしょう。
キャンピングカーのダイネットは、車内で食事を楽しんだり家族・友人・仲間などとコミュニケーションをとるのに必要な装備です。キャンピングカーのタイプによって装着できるダイネットの種類が異なりますが、装備しておいて損はないアイテムといえるでしょう。あなたもキャンピングカーのダイネットで楽しい時間を過ごしてみてはいかがでしょうか。
キャンピングカーのダイネットについて、よくある質問をまとめました。ダイネットについて知りたい方や装備しようか悩んでいる方は参考にしてみてください。