キャンピングカーの売却を検討しているオーナーのなかには「買取相場の調べ方がわからない」という方も多いのではないでしょうか。キャンピングカーをなるべく高く売却するには、相場を正しく把握する必要があります。
そこでこの記事では、キャンピングカーの買取相場に関するポイントを解説します。下取りとの違いからおさらいするため、売却時の参考にしてみてください。
キャンピングカーの売却を検討しているオーナーのなかには「買取相場の調べ方がわからない」という方も多いのではないでしょうか。キャンピングカーをなるべく高く売却するには、相場を正しく把握する必要があります。
そこでこの記事では、キャンピングカーの買取相場に関するポイントを解説します。下取りとの違いからおさらいするため、売却時の参考にしてみてください。
▲キャンピングカー・買取相場・イメージ
キャンピングカーの買取とは、買取専門店や中古車販売店などにキャンピングカーを買い取ってもらうことです。なお、似た言葉に「下取り」がありますが、明確な違いがあります。大きく異なるのは、次の車を購入する前提があるかどうかです。
買取とは、次の車の購入とは関係なく、中古車買取店や専門店に車を売却することです。そのため、売却で得られた代金の使い道は自由です。一方の下取りは、今まで乗っていた車を買取店や販売店に買い取ってもらい、売却代金を購入費用としてあてる方法を指します。車を手放すだけなら買取、新しく乗り換えるなら下取りと考えると整理しやすいでしょう。
▲TOY'S BOX(トイズボックス)540 インテリア
キャンピングカーの買取には、普通車にはない特徴があります。具体的な3つの内容をお伝えするため、ぜひチェックしてみてください。
キャンピングカー買取の最たる特徴です。キャンピングカーは車ではありますが、室内で過ごすことを目的に作られています。そのため、居住空間に配置される家具や装備品の評価の比重が大きい傾向にあります。
なお、バンコンやキャブコン、軽キャンパーなど種類によって評価で重視されるポイントが変わります。たとえば、キャブコンならベッド、バンコンならエアコン、軽キャンパーならポップアップルーフなどです。車中泊人気の高まりで、キャンピングカーの注目度も上がっており、関連するアイテムも増えています。市場の需要にマッチした装備があると、評価されやすくなるでしょう。
買取業者によって、得意とする部分や重視しているポイントは異なります。買い取った後に整備して販売するのか、違う形で売りに出すのかなど販売経路が変わるためです。
たとえば、一般的な買取店の場合、ビルダーや装備品が複雑なため「ハイエースベースのキャンピングカー」としてしか評価されない可能性があります。キャンピングカーの知識を持っている専門店と比較すると、査定額に大きな差が生じるケースも少なくありません。
同じベース車輌を使ったキャンピングカーであっても、キャンピングカービルダーによって査定額は異なります。たとえば、トイファクトリーやバンテックなどはブランドビルダーとして有名です。市場からの信頼や評価が高いため、ほかのビルダーよりも100万円以上の差が生じる場合があります。
どのキャンピングカーにも共通していえる部分ですが、特に、ハイエースをベースにしたバンコンで顕著です。自分でコントロールはできませんが、キャンピングカーならではの特徴としておさえておきましょう。
バンコンは、イコール ハイエースと言えるぐらい、バンコン市場はハイエースベースのキャンピングカーが多くあります。ボディタイプには、スーパーロングワイドボディ、ワイドボディミドルルーフ、ナローハイルーフなどがあり、どれも人気があります。
下落幅は少なく、人気の高さをうかがい知ることができますが、その分、ユーザーが内装装備への期待値が高いため、人気のキャンピングカービルダーであるかどうかや、装備の充実度が重要なポイントになってきます。
ここ数年ではエアコンやリチウムイオンバッテリーの搭載が当たり前になっています。さらに水不要で簡単処理できる「未来型ウォーターレストイレ」を搭載するモデルも登場しており、キャブコンとの装備の差はどんどんなくなってきています。
また、最近となってはフィアットデュカトの正規輸入が始まり、バンコン市場には新しい風が入ってきました。数年後の勢力図には変化が見られるかもしれません。
キャブコンは、キャブと呼ばれる運転席部分を残して、その後ろにシェルと呼ばれる居住スペースを乗せたキャンピングカーのことを言います。キャブの上にバンクベッドと呼ばれる寝室があるのもキャブコンの特徴のひとつで、見た目からも一目でキャンピングカーだとわかります。
一般的にはトラックの荷台にシェルを乗せるケースがほとんどですが、バンの後部を切断して製作される場合もあります。
有名どころのキャンピングカービルダーが製作するキャブコンであれば、相場を超えるような高価買取も期待できますが、そうでない場合は下落幅が大きくなります。
軽キャンパーは、その名の通り軽自動車がベースのキャンピングカーですが、軽自動車規格に収まっているとは限りません。
ボディタイプには、バンコン、キャブコン、トラキャンなどがありますが、人気が高いのはエブリィ、ハイゼットカーゴなどをベースとするバンコンで、ポップアップルーフ付きが特に高い人気を誇ります。
ここ数年では普通車登録(8ナンバー)のキャブコンが人気を集めているため、勢力図は変わりつつあると言えるでしょう。
軽自動車ベースとは言っても新車価格は安くなく、さらに下落幅は比較的大きめです。そのため、最低限の装備で新車価格を抑えることが大切なポイントになってきます。
バスコンは、マイクロバスをベースとしたキャピングカーで、国内大手のキャンピングカービルダーであるナッツRVが得意としています。ベース車は、ほとんどがトヨタのコースターですが、日産のシビリアンをベースとしたバスコンも存在します。
見た目が海外のフルコンと似ているためよく勘違いされますが、日本独自のジャンルになります。圧倒的な広さの室内空間と豪華な装備が一番の特徴で、芸能人御用達のキャンピングカーとしても有名です。
しかし、需要は決して多くなく、その分流通台数も少なめです。また、それが理由で買取相場の下落幅も大きくなっています。
フルコンは、シャーシ以外は全てキャピングカービルダーが製作しているキャンピングカーで、フィアットデュカトがベースになっていることが多い傾向です。
また、国内で製造・販売されているフルコンはないため、フルコンイコール輸入キャンピングカーということになります。大きさがマイクロバスに近いため、バスコンと勘違いされがちですが、作りは全く異なります。
2人旅をメインに考えられているモデルが多いため、居住空間が大きい割には、ダイネットスペースはそれほど大きくありません。その分、ベッドスペースやマルチルームは広く作られていますが、バンコンやキャブコンを乗ってきたユーザーにとっては、少し物足りなく感じるかもしれません。
認知度が徐々に高まっていることもあり、下落幅はそれほど大きくありませんが、あまり人気が無いキャンピングカービルダーの場合は、厳しい査定額となることもあります。
トラキャンは、ピックアップトラックや軽トラックをベースにしたキャンピングカーです。トラキャンの見た目は、商用トラックをベースにしたキャブコンに似ていますが、居住スペース、いわゆるシェルが脱着可能なところが、最大の特徴となっています。
また、シェルはあくまでも荷物という扱いのため、軽トラックがベースで軽自動車規格を超えるような場合であっても、税金が上がることはありません。その代わり、運転席・助手席からシェルへの移動ができないことやシェルの置き場所がないなどのデメリットがありますが、個性的なキャンピングカーとして人気を集めることは間違いありません。
認知度がまだまだのため、売却の際の下落幅は大きめですが、認知度にあわせて相場も徐々に上がっていくことが想定されます。
キャンピングトレーラーは、その名の通り自動車でけん引するキャンピングカーです。けん引のため、クルマを日常的に使ったり、旅行先でキャンピングトレーラーを切り離して食事に出かけたりすることができます。ただし、750kgを超えるキャンピングトレーラーはけん引免許が必要です。
日本ではそれほど普及していないため、どうしても需要は限られますが、査定額はそれほど悪くありません。しかし、陸送の手配ができる買取業者が少ないという問題があります。
▲TOY'S BOX(トイズボックス)540
ここからは、キャンピングカーの売却先として3つの候補を紹介します。どこに売却するかで結果が大きく変わるため、それぞれの特徴を踏まえて検討してみてください。
車の売却先としてはもっともポピュラーです。CMや広告などで目にする機会が多く、店舗数も豊富なため、査定までがスムーズに進められるというメリットがあります。
なお、キャンピングカーの買取に特化しているわけではなく、あくまで自動車として評価される傾向がある点には注意が必要です。問い合わせしやすい一方で、専門店やビルダーよりは条件面で不利になる可能性があるため、十分に検討しましょう。
キャンピングカーを専門に取り扱っているため、家具や装備の価値を正しく評価してもらいやすく、高価買取に期待できる売却先です。
たとえば、ガレージカレントCampは、キャンピングカー専門店として、数多くのビルダーを取り扱っています。キャンピングカーならではの装備への知識が豊富であるため、自動車としてだけではなく、キャンピングカーとしての価値をしっかりと価格に反映いたします。また、全国どこへでも無料で出張査定できるため、離島や地方在住でも依頼可能です。
乗り換えの際の選択肢の1つです。傾向として、自社のキャンピングカーの下取りについては積極的ですが、やはり新車の販売業務がメインのため、他社のキャンピングカーにはあまり力を入れていません。
売却から新車の購入までワンストップでお願いできるというメリットはありますが、条件によっては思うような金額で売却ができないかもしれません。
ここからは、具体的にキャンピングカーの買取相場を調べる3つの方法を紹介します。
インターネットやアプリなどを使って、手軽に情報を収集できる方法です。ご自身のキャンピングカーと同じモデルをみつけて、買取金額の目安にできます。
ただし、掲載金額には利益が上乗せされているため、正確性に欠ける点には注意が必要です。
実際に買い取った実績が掲載されているため、参考にしやすい情報です。中古車情報サイトと同様に、買取金額の傾向をつかめるでしょう。なかでも、なるべく実績の細かな情報まで掲載している専門店をチェックすることをおすすめします。
ガレージカレントCampでは、多くの買取実績を掲載しています。モデル名・年式・走行距離・査定時期まで詳しく載せているため、買取相場を把握するための参考にできるでしょう。ぜひ一度ガレージカレントCampの買取実績をご覧ください。
3つの方法のなかで、もっとも正確な情報が得られます。ただし、査定の時期と実際に手放す時期が離れていると、何十万円単位で査定額が変わる可能性がある点には注意してください。
なぜなら、走行距離や内外装などの状態の変化、市場の変化など複数の要因が関係しているためです。情報を収集し、最終的に判断するための手段として使うとよいでしょう。
左からZelt WG(ツェルトWG)、カービィ・R2B、インディ108
Zelt WG(ツェルトWG)の最大査定価格:450万円
カービィ・R2Bの最大査定価格:320万円
インディ108の最大査定価格:219万円
東和モータースの高価買取ポイント
東和モータースの高価買取のポイントは、内外装のメンテナンスと装備品の動作確認です。東和モータースに限ったことではありませんが、どこまでメンテナンスが行き届いているのかという点は大切なポイントになります。また、キャンピングカーは装備品も豊富なため、問題なく起動するかどうか、本来あるべきところにパーツがあるかどうか、といった点も注意して見ておかなければなりません。
東和モータース公式サイト:https://towa-motors.com/
左からGT、バレイヤ、バーデン
GTの最大査定価格:755万円
バレイヤの最大査定価格:829万円
バーデンの最大査定価格:820万円
トイファクトリーの高価買取ポイント
トイファクトリーは、バンコン市場において圧倒的なブランド力を誇るため、「トイファクトリー」と伝えるだけで高額査定に繋がります。しかし、そこからプラスαの査定アップを狙うのであれば、それなりのアピールが必要になります。トイファクトリーは、モデルごとの特徴によって専門家でも違いがわかりにくいため、詳しい説明が必要になります。また、オプションに関しては、車体右側だけでなくリアと左サイドにもエアロウインドウが設置されるいわゆるグランデ仕様が大きなアピールポイントといえるでしょう。同じくオプション設定のクールコンプシステムは、搭載されているのが当たり前になりつつありますので、これが未搭載だと査定時の評価が下がる可能性があります。このあたりは、購入する際の注意点といえるでしょう。
トイファクトリーの公式サイト:https://toy-factory.jp/
左からZiL520、アストラーレCC1、コルドバンクス。
ZiL520の最大査定価格:900万円
アストラーレCC1の最大査定価格:940万円
コルドバンクスの最大査定価格:610万円
バンテック公式サイト:https://www.vantech.jp/
バンテックの高価買取ポイント
バンテックのキャンピングカーは、豪華なマルチルームとバンテックならではの給排水設備をどれだけ上手にアピールができるかによって評価が異なってきます。たとえば、ホテルのような雰囲気を醸し出すZiLシリーズのマルチルームでは、水量を気にすることなく温水シャワーを使用することができます。さらに水洗式のカセットトイレの内側は陶器素材となっており、キャンピングカーとは思えない質感の高さを味わうことができます。給排水設備に関しても清水20L、生活用水51L~56Lが用意され、排水タンクもそれにあわせて70Lと大容量です。この2つのポイントが他社にはないバンテックならではの特徴であり、高額査定にもっとも繋がりやすいアピールポイントと言えます。
左からクレソンジャーニー、クレア、スピナ
クレソンジャーニーの最大査定価格:822万円
クレアの最大査定価格:870万円
スピナの最大査定価格:220万円
ナッツRVの高価買取ポイント
ナッツRVのキャンピングカーの特徴は、ハイパーエボリューションをはじめとした独自の超急速充電システムです。したがって、高価買取ポイントもこの超急速充電システムのアピールになりますが、他にも後部のベッドが高い評価を得ており、特にクレア5.3Xのセミダブルベッドは自宅のベッドよりも快適という声もあるほど、素晴らしい寝心地を実現しています。いずれの場合も査定時、一緒に動作確認することや実際に寝心地を体験していただくことが、高価買取とポイントといえるでしょう。
ナッツRV公式サイト:https://nutsrv.co.jp/
左からナロー銀河、銀河、北斗
ナロー銀河の最大査定価格:580万円
銀河の最大査定価格:430万円
北斗の最大査定価格:450万円
OMCの高価買取ポイント
OMCの高価買取ポイントは、常設2段ベッドとリアマルチルームにあります。OMCのキャンピングカーは2人旅に特化しており、インテリアは昭和の寝台列車のような雰囲気を醸し出しています。この作りは他社と一線を画しているため、大きなアピールポイントになると言えるでしょう。さらにエアコンとリチウムイオンバッテリーが搭載されていれば、よりグッドポイントとなり、高い確率で高額査定に繋がります。
OMC公式サイト:https://omc-camper.co.jp/
▲アドリア Twin Plus 540SP サイドオーニング
ここからは、高い売却を実現するための4つのポイントを解説します。ぜひご覧ください。
キャンピングカーをなるべく高く売るためには、整備が行き届いていなければなりません。高年式車であれば、車体本体に関してはそれほど心配する必要はありませんが、装備品の不具合は新しいキャンピングカーでも起きたりします。
そのため、こまめに動作確認を行い、少しでも気になる箇所があれば、なるべく早めに購入店に相談することが大切です。
点検記録簿の有無は、キャンピングカーの査定においても大切な要素になります。
点検記録簿があると、過去の点検整備記録から、メンテナンスが行き届ていると判断出来たり、消耗品の交換時期の判断がつきやすくなるため、再販がしやすくなります。再販しやすいキャンピングカーは、買取店もお金をかけやすくなりますので、自ずと高額査定に繋がります。
キャンピングカーに限ったことではありませんが、査定時に評価と関係のない荷物が積まれている状態だと、正しい評価が出来ず、評価ポイントが高かったはずが評価されないという事態が起こりえます。
特にベッドスペースの荷物は、査定の際の印象に大きく影響を及ぼしますので、注意が必要です。さらに、車内をあらかじめ清掃しておくと、より査定の際の印象は良くなるでしょう。
ビルダーや搭載機器の取扱説明書は、査定に大きく影響します。
キャンピングカーの操作は複雑で、この2つがないと専門家ですら搭載機器の動作を確認することができません。次のオーナーが問題無く装備を使用できるという観点で、再販時の販売のしやすさに繋がるため、査定時の評価ポイントとなります。クルマと同様に大切に扱うようにしましょう。
キャンピングカーは数多くのビルダーから販売されているため、モデルやグレードはできるだけ正確かつ詳しく伝えることが重要です。見た目だけで判断するのは専門店であっても難しく、ラインナップが豊富なビルダーでは細かくグレードが分かれている場合もあります。
なお、大まかにしか伝えられないと、本来の査定額よりも下がってしまう可能性があります。口頭だけではなく、取扱説明書を用意して正確に伝えるとよりよいでしょう。
キャンピングカーのオプションは高額なため、査定でも評価されやすい傾向にあります。具体的には、エアコン・インバーター・FFヒーター・電子レンジ・サイドオーニングなどがアピールできるオプションです。
そのほか、トイレなしの車輌が多いバンコンでは、ポータブルトイレがプラス評価につながるケースもあります。どのようなオプションがついているのか、できれば注文書を用意して、現物とともにアピールするとよいでしょう。
キャンピングカーの装備品は、操作がわかりにくい部分があるため、査定スタッフと一緒に確認しましょう。ベース車輌が同じハイエースだとしても、ビルダーやグレードによって装備品は変わります。たとえば、ベッドの展開方法や電気系統の操作パネルなどの種類は、キャンピングカーによって千差万別です。
キャンピングカーの内外装の状態は、車としての価値に直結する部分です。日頃の手入れで、汚れや傷を最小限におさえられれば、高い売却につながります。
内装は定期的に掃除機をかけたり、シートにシミや汚れがないかを確認して拭き取っておきましょう。外装は定期的に洗車して、 ボディクリーナーなどの専用グッズで水垢を取ると印象がグッとよくなります。そのほか、室内の臭い対策も有効です。
年式は、車検証の「初度登録年月」の項目で確認できます。キャンピングカーに限ったことではありませんが、年式が新しい車輌は高額査定が期待できます。
登録から3年以内を「高年式」と呼びますが、キャンピングカーの場合は、このあたりがより一層シビアになります。理由は、購入するユーザーが、普通のクルマ以上に新車に近い状態を求めるからです。
キャンピングカーは納車まで納期がかかるため、新車に近い中古車を求めるユーザーが多くいるのです。
一般的な中古車は5万kmを越えるか越えないかで、買取価格が変わりますが、キャンピングカーの場合は過走行車に近い扱いになってしまいます。
理由は、セカンドカーを扱いであったり、休日しか乗らないなど、走行距離があまり伸びないユーザーが多いからです。
走行距離は全ての状態の指標になるため、売却の意思が固まった場合は、なるべく走行距離が少ないうちに手放すことをおすすめします。
キャンピングカーも普通の中古車と同じように、オーナー数履歴が少ないほど、評価は高くなります。
使用用途が分かることや、整備点検記録簿が揃っているなど、以前の所有者の情報が残っている可能性が高いからです。
ただし、状態によっては査定額に影響が出るため、外装や内装などのメンテナンスを怠らないことが大切です。
キャンピングカーには、様々なオプションが用意されています。
人気のオプションとしては、「FFヒーター」「家庭用エアコン」「マックスファン」「リチウムイオンバッテリー」「正弦波インバーター1500W」「電子レンジ」などです。
正常に作動することが前提になるため、こまめなメンテナンスや普段から大切に使うことが重要なポイントになります。
キャンピングカーに標準で装着されている装備品も大切なポイントになります。
キャンピングカーの標準装備は、モデルによって様々ですが、トイレや温水シャワーなどは人気のアイテムになります。逆に、当たり前になりつつある装備が装着されていない場合は、評価が厳しくなる可能性があります。
キャンピングカーのエンジンタイプは、ガソリンとディーゼルで、今のところ電気自動車はありません。
キャンピングカーにおいては、トルクが太い、燃料代が安いといった理由で、ディーゼルエンジンの方が人気があります。しかし、キャブコンや輸入キャンピングカーはほぼガソリンの選択ができないため、エンジンタイプをどちらにするのかという問題は、バンコンに限ったことと言えるかもしれません。
トルクの太さや燃料代が安いということで、メリットのあるディーゼルエンジンですが、ガソリンエンジンは静粛性が高いという特徴もありますので、購入する際は慎重に検討しましょう。
キャンピングカーの駆動方式は、FF(前輪駆動)、FR(後輪駆動)、4WD(四輪駆動)の3種類です。
4WDは、ボディタイプにかかわらず、リセールバリューが高く、購入する際の価格差もそれほど大きくありません。また、キャンプ場のぬかるみ雪道などで威力を発揮してくれます。
したがって、キャンピングカーには4WDが向いていると言えますが、正規輸入がはじまったフィアットデュカトはFFで4WDを選ぶことができません。
後悔せずにキャンピングカーを売却するためには、買取相場を把握したうえで手続きを進める必要があります。大まかな流れは、以下のとおりです。
・買取店や専門店が掲載している情報で目安となる金額の情報を収集
・売却のタイミングで査定を依頼し、具体的な金額を把握
なお、査定はガレージカレントCampの無料査定をぜひご検討ください。全国どこでも出張対応しています。キャンピングカー専門店として、豊富な買取実績と知識をもとに、正しい査定金額とスムーズな買取をお約束します。
買取させていただいたキャンピングカーは、バンコン、キャブコン、輸入車、ペット同乗問わず、キャンピングカーに精通したスタッフの仕立て技術により、商品価値を上げることができます。その分他社よりも高値での買取が可能です。
人気のフィアット・デュカトなどの輸入キャンピングカーに関しては、輸入車に特化した専用パーツの流通ネットワークがあり、原価を安く抑えることが出来るため、その分だけ高く買取ることが可能です。
次のキャンピングカーへ乗り換える場合、購入の相場が気になる方は多いでしょう。そこで、種類ごとの相場を紹介します。
・軽キャンパー:200万円~450万円
・バンコン:500万円~800万円
・キャブコン:700万円~1,200万円
・輸入キャンピングカー:950万円~1,700円
※オプションを含まないおおよその金額です。
実際には、選ぶビルダーやモデルによって幅があるため、具体的な候補が決まった際には購入先に確認してください。
ここからは、キャンピングカーの相場に関してよくある質問に回答します。疑問解決にお役立てください。