昨今のアウトドアブームの影響もあり、キャンピングカーへの興味関心が世間的に高まっています。しかし「サブバッテリー」の存在についてよくわからない方もいるのではないでしょうか。サブバッテリーとは、キャンピングカーの車内で電気を使うために必要なバッテリーを指します。複数の種類があり、標準装備の場合や追加が必要な場合など車種によってばらつきがあるため、必要性の判断が難しく感じるかもしれません。
この記事では、キャンピングカーのサブバッテリーについて詳しく解説します。また、サブバッテリーを有効活用するために必要なインバーターの種類や充電方法などの基本知識も紹介します。ぜひ最後までご覧ください。
サブバッテリーとは
キャンピングカーには、エンジンを動かすためのメインバッテリーと、車内で使う電気を供給するためのサブバッテリーが載っています。キャンピングカーの車内には、キャンプ場やRVパークなどで快適に過ごすための装備が多く搭載されているため、運転中だけ使えるメインバッテリーとは別のバッテリーとしてサブバッテリーが必要です。
サブバッテリーには、鉛ディープサイクルバッテリーとリチウムイオンバッテリーの2種類があります。鉛ディープサイクルバッテリーは比較的安価で扱いやすいですが、重量があり、小容量で寿命が短い点がデメリットです。一方のリチウムイオンバッテリーは高価ですが、軽量で容量が多く、寿命が長いという特徴があります。
キャンピングカーの車種によって、標準で搭載されているサブバッテリーの数や容量が異なります。小型でシンプルな機能のキャンピングカー(バンコンやコンパクトキャブコン)には、100Ahもしくは105Ahの鉛ディープサイクルバッテリーが標準で1個搭載されており、オプションで1個追加するかどうかを判断するのが一般的です。
対して、大型で家庭用エアコンを標準装備しているような豪華なキャンピングカー(高級キャブコン)は、標準で3個以上の鉛ディープサイクルバッテリーやリチウムイオンバッテリーを搭載しています。そのため、オプションでバッテリーの追加が用意されているケースはあまりありません。
サブバッテリーの追加が必要なケースとそうでないケース
サブバッテリーの追加が必要かどうかは、主に以下2つの要因によって決まります。
・使用する家電の種類や消費電力
・キャンピングカーライフのスタイルや使用頻度
ここでは、使用頻度を「低」「中」「高」の3段階に分けて、サブバッテリーの追加が必要なケースとそうでないケースをみていきましょう。
使用頻度「低」
使用頻度「低」に該当するのは、以下の場合です。
・1泊2日程度の滞在時間
・室内灯、シンク、冷蔵庫までの使用
このような場合は、サブバッテリー1個で十分対応可能です。室内灯やシンクは消費電力が少なく、冷蔵庫もエコモードに設定すれば節電できます。また、滞在時間が短いため、外部電源やソーラーパネルで充電すれば問題ありません。
使用頻度「中」
使用頻度が「中」で想定されるのは、以下のとおりです。
・2泊3日程度の滞在時間
・FFヒーター、電子レンジ、テレビまでの使用
このような場合は、ギリギリですがサブバッテリー1個で対応可能です。ただし、余裕をもって家電を使いたい場合には追加する必要があります。特に電子レンジは消費電力が多く、テレビも長時間視聴するとその分バッテリーを多く消耗します。
また、滞在時間が長い分、使い方によっては、外部電源やソーラーパネルだけでは充電が追いつかない可能性があります。余裕をもたせるためにも追加のバッテリーを用意したほうが安心でしょう。
使用頻度「高」
使用頻度「高」は、以下のような場合です。
・3泊4日以上の滞在時間
・家庭用エアコンやコンセント(スマートフォンやパソコンの充電など)までの使用
比較的長くキャンピングカーのなかで過ごす場合や快適性を重視する場合は、サブバッテリーの追加が必要です。要因として、消費電力の多い家庭用エアコンが挙げられます。車内で快適に過ごそうとすると、サブバッテリー1個では満足に使用できないでしょう。
滞在時間も長いため、外部電源の使用を想定し、設備が充実した場所を行き先として選んでおく必要があります。
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サブバッテリーを有効活用するための基本知識
サブバッテリーを有効活用するためには、インバーターや充電方法などの基本知識も必要です。ここでは、快適なキャンピングカーライフを送るために、サブバッテリー活用に関連する知識を紹介します。
電子レンジやエアコンを稼働させるにはインバーターが必要
サブバッテリーは直流電流(DC)を供給しますが、電子レンジや家庭用エアコンなどの家電は交流電流(AC)で動作します。そのため、サブバッテリーから交流電流に変換するための装置としてインバーターが必要です。インバーターをサブバッテリーと家電の間に接続することで、直流電流を交流電流に変換し、家と同じように家電が使えます。また、パソコンやスマートフォンなどコンセントを使っての充電も可能になるため、車中泊やリモートワークの際にも活躍するでしょう。
サブバッテリーの充電方法
サブバッテリーの充電方法は大きく以下の3つがあります。
・走行して充電する
・外部電源から充電する
・ソーラーパネルから充電する
サブバッテリーには、走行して充電する機能がついています。そのため、目的地までの走行距離が長ければ長いほど満充電に近づきます。
外部電源から充電する場合、オートキャンプ場やRVパークなどに設置されているAC100Vのコンセントから充電が可能です。ただし、すべての施設で外部電源が利用できるわけではないため、利用前に必ず確認しておきましょう。
次に、ソーラーパネルから充電する場合、太陽光による自然エネルギーで充電できます。外部電源に頼らなくてよい点はメリットです。ただし、ソーラーパネルは天候や季節などの外的要因によって発電量が変わるため、単独で安定した充電は期待できません。
リチウムイオンバッテリー搭載車に乗り換えを検討する
鉛ディープサイクルバッテリーは、比較的安価で扱いやすい点がメリットでしたが、技術の進歩とともにリチウムイオンバッテリーへ置き換わりつつあります。
例えば、キャンピングカービルダーのレクビィが製造しているA/C仕様には、200Ah(100Ah×2個)のリチウムインバッテリーが搭載されています。ほかにも、トイファクトリーでは、リチウムイオンバッテリーが2023年からオプション設定され、150Ahのものが1個もしくは2個装備可能です。
リチウムイオンバッテリーは、鉛ディープサイクルバッテリーに比べて、以下のメリットがあります。
・重量が軽く、容量が多い
・寿命が長く、メンテナンスが少ない
・同じ容量の鉛ディープサイクルバッテリーより倍近く使える
これらのメリットから、リチウムイオンバッテリー搭載車は、家電を気兼ねなく使える快適なキャンピングカーライフを実現します。しかし、リチウムイオンバッテリーには、以下のデメリットがあるため購入前に販売元へ確認しておきましょう。
・価格が高い
・火災や爆発の危険性がある
・低温や高温に弱い
バンコンやコンパクトキャブコンに関わらず、現在はリチウムイオンバッテリー搭載車が一般的になりつつあるため、家電を気兼ねなく使いたい場合は乗り換えの検討をおすすめします。
サブバッテリーへの理解を深めて快適なキャンピングカーライフを過ごしましょう
サブバッテリーは、キャンピングカーライフに欠かせない重要な装備です。サブバッテリーの種類や役割、追加が必要なケースを理解すれば、より快適なキャンピングカーライフが送れます。
なお、現在リチウムイオンサブバッテリーが市場で台頭してきていますが、技術の進歩によって、鉛ディープサイクルバッテリーも従来より最大70%の長時間使用が可能なものが登場しています。サブバッテリーに関する最新情報をチェックしておくと、選択肢が広がりご自身が納得できるキャンピングカーを選べるでしょう。
キャンピングカーに載せるサブバッテリーは、キャンピングカーライフに適した選択が非常に重要です。ご自身のスタイルや目的に合ったサブバッテリーを選んでみてください。